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2008年8月 9日 (土)

喫茶店・レストランで使われる表現

 今回と次回は、「くらしで使えるポルトガル語」の中でも応用の段階に入っています。かなり難しくなってきていますが、知っていると表現がとても豊かになりますので、プラスアルファの知識だと捉(とら)えて、楽しんで学習してみるとよいのではないかと思います。
 学習の主なテーマとして、比較級のほかに「指小辞」が出てきました。実はこの「指小辞」というのは様々な言語に見られるもので、日本語にも「指小辞」があります。例えば「こうるさい」とか「こ憎らしい」など、形容詞の前にある「こ」や、東北地方の方言などで耳にする「べこ(牛)っこ」「わらし(童)っこ」といった語尾の「こ」がこれに相当すると考えられています。
 ポルトガル語では更に「指大辞(増大辞ともいいます)」というのもあり、これは世界の言語の中でもそう多くはないそうです。「大きさ」を言う場合と、指小辞同様に「強調」をする場合に、語尾につけて使われます。男性形は“-ão”“-zão”、女性系は“-ana”“-zana”などの形をとります。「小さなカップ」の“cafezinho”に対して、「大きなカップ」は“cafezão”、また最近日本国内や世界でも活躍が目覚ましい(?)「大食い」の人を指して、“glutão, comerão(男性)”、“glutona, comerana(女性)”などと言うこともあります。 
  さて今回は、クラウヂアとめぐみがブラジルと日本の嗜好(しこう)について話をしていました。町の喫茶店でコーヒーとケーキを食べながら、ふと出てきたような会話の内容です。ブラジルは言わずと知れた世界最大のコーヒーの生産国です。日本にも輸入されているやわらかな口当たりの良質のコーヒー豆は、苦味と酸味のバランスが良く、ブレンドコーヒーのベースになります。ブラジル産のコーヒーとして「サントス」という名前をよく聞きますが、これはコーヒー豆がサントスの港から輸出されることによります。ブラジルのコーヒーの中でも最高級の格付けをされたものが「サントスNo.2」です。良質のブラジル産コーヒーは、ブラックで飲んでもおいしいはずですが、クラウヂアとめぐみが話しているように、ブラジルでは男性でもコーヒーを相当甘くして飲むのが好きな人も多いようです。
そのため健康への影響を心配して、砂糖のかわりに低カロリーの人工甘味料を使うようにしている人も結構いるようです。
 今回は最後に、レストランや喫茶店で使える表現をいくつか挙げておきまましょう。
 
 O que você(vocês) quer(queram)? (何になさいますか)

 店員さんが、こんな風に声をかけてきます。(  )の中はお客さんが複数いる場合です。また、お客様に対してより丁重な言葉遣いで話しかける場合は、“vocêvocês)”ではなく“o senhor/a senhoraos senhores/as senhoras)”が使われます(第11課のこのコーナーで紹介した、丁寧な「あなた」という意味の言葉です)。
 店員さんにメニューを持ってきて欲しいときは、こんな風に言います。
 
 Traga o cardápio,por favor. (メニューを持ってきてください)

注文したり、料理について聞きたいときは、下記のような表現ができます。

 Qual é o prato da casa? (ここのお勧めは何ですか?)
Quero uma salada. (サラダが一皿欲しいです)

  また、飲み物を頼んだ場合など、こんな風に尋ねられるかもしれません。
 
 Açúcar ou adoçante? (砂糖にしますか、人口甘味料にしますか) 
 
  最後に代金を払う際に声をかけるときは、このように言います。
 
 Conta, por favor. (会計をお願いします) 
 
  ブラジルを旅行したときなどに便利な表現ですので、是非活用してみてください。



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