2009年11月28日 (土)
読者からお便りをいただきましたのでご紹介します。他にも同じように悩んでいる人もいるのではありませんか?
Q:
23年勤めた仕事を辞めました。たっぷり時間はあるはずなのに、あまり頑張らない自分が居ます。やる気があればどんな形でも学べる、なんて思って独学をスタートしたのですが、思うように学習が進みません。
それどころか何だか虚脱感につつまれています。仕事を辞めた時、ただの主婦にはならない、英語に没頭したい、こう思った時期もあったはずなのに本当に恥ずかしいです。
ラジオ英会話を先月初めて1冊分聴きました。NHKのテキストはいつも買うだけでした。薄くて少ない文章、大したことないな。 最初はそう思って買いました。
ところがきっちりやるとなると、厳しいですね。毎回知らないことが出てくるんです。
なぜ、先生にこんなぶしつけなメールを書かせていただいたのか......。それは、孤独だからです。何に向かって頑張れば良いのか。張り合いが無い。 一緒に頑張る仲間が居ないからでしょうか。本当に弱いですね。ちなみに英検は準1級。TOEICは760点のスコアを持っています。
先生の活動を拝見させていただくと、英語を通じて世界が広がっている。そうなるように努力と実行継続されてきたんですよね?その辺のところを教えてください。
A:
お便りありがとうございます。
英語検定準1級、TOEIC 760??? すごいじゃないですか!!!
今まで買うだけだった英会話のテキストを1冊やりこなしたではありませんか!ちゃんと進歩しているではありませんか。
23年も勤めたお仕事をお辞めになった。それは大きな決心をなさいましたね。長い間、お疲れ様でした。さあ、これからはあなたの時代ですよ。時間を有効に使って英語に没頭しよう、そう思っていたんですね。でも現実は......。
わかります。その気持ち。世間から置いてきぼりをくらってしまったように感じているのではありませんか?私はもう世の中で役に立たないかもしれない、そんな恐怖も感じているのではありませんか?
私にもそんな時代がありました。専業主婦をしている時です。
自分の歩んできた道を振り返り、立ち止まり、これからどう生きていこうかと考える時期は生きていくうえで何度か訪れます。今、またその時期にさしかかっただけですよ。人生にはこうやって悩み苦しむ時が何度かやってくるのかもしれません。程度の差こそあれ、それは誰にでもやってくることなのでしょう。
英語の実力は十分あるのに、どう使ったらいいのかわからない。使える場所がないことにもイラついている。もっと伸ばしたいのに勉強するところもない。しかも、世間の第一線からは退いてしまった。いろいろな不安要因が重なってしまいましたね。
でもあなたは英語をこれからも続けると思いますよ。やめられないのです。毎日ラジオも聞き続けている。でも、この先、どう頑張っていったらいいのかわからない。何かヒントが欲しい。何か道筋はないものか?そんな考えが入り混じっているのでしょうね。
そんな時はですね、まず思いっきり泣いちゃってください。誰に遠慮することもありません。我慢することもありません。涙がたくさん出るような映画でも観てきてくださいな。不思議と落ち着きますよ。涙って痛みや苦しみを和らげる力があるのではないかと思います。
そしてその次は、おいしいものを食べに行ってください。何でも好きなもの、イタリアンでもいいし、お寿司でもいいし、フレンチでもいいかな?甘いものがお好きでしたら、スイーツもお忘れなく。
そしたら、その次は......、
ラジオの前に戻ってきてください。耳を傾けて、口に出すところから再開してみましょう。この場合は、いきなり難しいのではなく、聞いて簡単にわかるレベルのものがいいですね。
そうこうしているうちに、本来の自分が戻ってきますよ。なりたい自分、目指したい自分が見えてくるはずです。寄り道もたまにはいいじゃないですか。旅行でもして心を落ち着かせ、自分の気持ちに問い掛けてみるのもいいかもしれませんよ。本当は自分は何を一番やりたいのか?どんな自分をめざしているのか?
きっと道は見えてきます! まだまだこれからですよ。
さて、どうして私がこの英語の世界に足を踏み入れたのか、どうやってここまできたのか教えて欲しいとのお便りを他の方からもいただいています。徐々にこのブログでお伝えしていきますね。お楽しみに!

2009年11月26日 (木)
先週末、学会で3日間ほど静岡に行ってきました。英語教育に携わっている講師や教育関係者達が日本国内からだけでなく海外からもやってきていました。
千人以上の規模で街の景色が違っていたのでしょう。たまたま会場付近の電車に乗り合わせたり、レストランでこの集団に出くわした人は何事?と思ったらしく、「何があったのですか?一瞬、ここは日本かな?!と思ってしまいました。」 なんて声をかけてくる人もいました。
私は土曜日の朝早く、まだ暗い頃家を出て、午前 9時に静岡駅で金沢から来ている友人と待ち合わせをしていました。アメリカ人から電話が入り、「Sanae どこにいるの?こっちはもう会場に到着しているよ。受付も始まっている。早くおいでよ!」 との声。
ここで一年に一度お会いする人も多いのです。数日前からは、今年は学会出席する?いつ着く?何日間滞在する?などのメールが飛び交っていました。
電車の中では Hey! Snae!!! Haw have you been? と懐かしい顔に出くわします。いつも思うのですが、年に数回しか会わないのにどうしてこう人の名前を覚えていられるのでしょうねえ?私も真似をしなければと、会うであろう人たちの名刺は一応ひっくり返してきましたが、とっさに名前はでてきてくれません。
出版会社の人たちはさすがに 「あぁ、Sanae 先生、おはようございます!お久しぶりです。」 なんて、こちらも名前をつけての挨拶。みんなすごいなあと思います。相手の名前を口に出す、大事ですよね。いつも私の課題です。もっと人の名前、覚えなくっちゃ。
思えばこの学会、初めて出席したときは、まったく知らない人たちの中にたったひとりで出向いていった私。不安感と英語の渦に圧倒され、「私、英語がわからない!!」 とホテルに帰って号泣しました。こんなに一生懸命英語を勉強したって、ちっともわかるようになっていないじゃない!? すでに子どもを対象に英語を教え始めていたときでしたので、そのショックたるやありませんでした。
今回もいつくかの講義に出席しながら、「やっぱり私、英語わからないかも」 と思っていましたが、わからなくても平気な自分に驚いています。隣の席に座っている人に、「今の話わかった?」 と聞かれ、「全然わからなかった」 と答える私。すると、隣にいたネイティヴスピーカーも 「私も4割くらいしかわからなかった」 と言っているので、そうか、ネイティヴにもわからない部分があるのなら、私にわからなくて当然、「ま、いいか!」 と開き直っている自分がいるのです。
静岡入りして最初の夜は、久しぶりの再会したオーストラリア人、イギリス人、アメリカ人、フィリピン人などがホテルの私の部屋におかしかけてきて、夜遅くまで英語談義に花が咲いていました。こうやって知り合いが増えたのも私に安心感を与えている要因のひとつなのでしょう。
会場のあちこちでは、大学生のボランティアたちがたくさん働いいました。こういった会場で働く学生達の英語は見事ですね。自分の知っている英語を駆使して対応してくれています。学校で勉強している英語が実践でも使える良い機会なのですね。
この会に出席するといつも思うのです。「もっと勉強しなくては!!」
初めて出席したときは英語がわかならくて泣いた私。今は懐かしい人に再会して涙しています。

憧れのキャロリン・グラハム先生と (ジャズ・チャンツの創始者・元ニューヨーク大学教授)

2009年11月20日 (金)
読者からの質問コーナーです。
Q:
子供が英語を習い始めたのをきっかけに、私も英会話の学習を始めました。
Sanaeさんが出版されている本、三冊を読ませていただきました。少し挫折していた私でしたが、まだまだがんばろう!という気持ちにさせてもらいました。
私の英語学習に足りないもの、それは学習仲間なのです。では作ってしまおうか?でも、学習仲間を集めたとして、誰か先生となる人を探した方がよいのでしょうか?わからないもの同士集まっても......と気持ちが引けてしまいました。
けれども、もういちど、Sanaeさんの本を読んでみて、とにかくまず集まれば何とかなるさ、そう考えました。でも何をどうやって?考えているうちに思い切ってメールしてみることにしました。
学習仲間が集まって、例えばどんなことをどんな形で進めていくのがよいのか、何かヒントがありましたら教えていただけませんか?
A:
お便りありがとうございます。
本を読んでくださって本当にありがとうございます。
お子さんと一緒に英語を習い始めたなんて素敵ですね。しかも今度は英語学習仲間を集めてさらに勉強しようとしている。立派です!頑張れ~!!必ず成功しますよ。
英語学習仲間を募ったらやることは簡単です。
全員でNHKの語学講座、同じ番組を聴いてみる、というのはいかがですか?
そして集まったときに、テキストを見ずにロールプレイの練習をしてみるのです。どのくらいラジオの音声と同じに真似できるか、ものまね大会です。リズム、イントネーション、声の高低などまでコピーするといいですよ。
そのうちにディクテーションを取り入れて、書き取ったノートの付き合わせをするといいかなと思います。番組の中には講師とネイティヴスピーカーが、ちょっとしたおしゃべりをしている部分があります。この部分はテキストに掲載されていません。その部分を書き取って、一週間に一度集まったときに、お互いのノートを比べてみる。ただし、完璧を求める必要はありません。わからなければ、わからないねと、飛ばしてしまってかまいません。不思議なことに、そうこうしているうちに聴き取れる部分がたくさん増えてきますから。
ディクテーションの仕方については こちら と こちら の記事もご参考になさってみてください。
実は、これが私が長年かけてやてきて、今でもやっている英語学習法なのです。
1) NHKラジオ講座を聴いて
2) 真似して口から出し
3) ディクテーション
基本はこれだけなのです。毎日続けているかいないか、それだけの違いで英語が話せるようになるかならないか、が決まってきます。これにアクセントとして、英語関係のイベントに出席したり、ネイティヴと話してみたりを取り入れていくと長続きすると思いますが、いかがでしょか?
先生となる人がいるとまとまりやすいのは事実ですね。予算の関係もあるでしょうから、あまり高額な費用はかけられないとなったら、皆さんだけでとにかくはじめてみる、この時、誰かリーダー役は必要です。グループを立ち上げた人がやるのが一番でしょう。みんなついてきてくれますよ。
そうやって学習仲間を募って、自分たちだけで学習してるグループ、実は全国にはけっこうあるんですよ。グループができた暁には祝賀会と応援に駆けつけますヨ!

2009年11月16日 (月)
九州、福岡でセミナーを開催させていただきます。
日時: 2010年1月29日(金) 10:00 ~ 12:00
内容: 英語の学び方・活かし方
場所: 福岡県大野城市北コミュニティセンター
主催: Emi さん
申し込み、詳細は下記のブログに書き込みをすると、Emi さんがお知らせしてくださいます。
Emi さんのブログ名は、Engish Time で始まっていますが、何と偶然、私のスクール名も Engish Time なんですよ。なんだか嬉しいですね。
私は28日の夜に博多入りして、29日の夜も博多駅付近に宿泊予定ですので、昼間出ていらっしゃれない方で、川本に会ってやってもいいぞとお考えの方はご一緒にディナーでもいかがですか?

2009年11月10日 (火)
Q:
読者からのご質問といいますか、リクエストに、「専業主婦から英語をキッカケに子供に英語を教えるという仕事が見つかりそうな友人に対し、英会話教室経営者の先輩から何かアドバイスがいただけたら」 というものがありましたね。
A:
子供に英語を教えるためには、英語力よりも 「人柄」 が大事かなと思います。私も講師を採用するときは、どちらかというと英語力よりも、人間性を見るようにしています。英語力は後からいくらでも付けることができるのです。むしろ、子供と一緒に学ぼうと思ってくれる人のほうがクラスマネージメントがうまくいきます。
人柄というと漠然としていますが、まずは、子供とうまくコミュニケーションが取れるかどうか?子供が好きかどうか?子供の意見を尊重できることができるかどうか?ということが重要になってきます。
さらに親御さんに対してもきちんとした対応ができるということは言うまでもありません。つまり、英語力もさることながら日本語力も必要です。
それからこれは英語学習者、全般に言えることですが、世界の人と繋がる道具を磨いているわけですから、他人を尊重できるということは最も重要なことだと思います。
英語力がどんなにあったとしても、他人を敬い、別の考え方を受け入れ、人に対して温かい気持ちで接する態度がなければ宝の持ち腐れになってしまいます。逆に、英語力はそんなに高くなくても人間力があれば世界中の人と友達になれるということです。最後は 「言葉」 ではなく、「気持ち」 「心」 なのですから。
ですから、もし、ひとつだけアドバイスをするとしたら、それは
人間力を高めましょう
ということです。でも、これは、英語を職業とする人だけでなく、広く一般にも言えることですね。

2009年11月 6日 (金)
先月、姉妹都市交流事業に携わってきました。私の生まれ故郷(埼玉県菖蒲町)はアメリカオレゴン州のローズバーグという街と姉妹都市関係にあり、毎年人が行き来し交流が続いています。
毎年、秋になるとあちらから訪問団がやってきます。私はこの時期、スクールをスタッフにまかせお手伝いに出掛けて行きます。今年も成田空港で団体さんをピックアップし、歓迎会、町内見学、茶道体験、座禅体験、温泉旅行とご一緒してきました。
ブログの更新が滞ったのはそのせいでもあります。(ごめんなさいね)
さて、今回、拾ってきたちょっとおもしろエピソードお伝えしますね。
バスの中で一通り何かを説明したあと、
Do you have any questions, comments?
(何か、ご質問、あるいはコメントございますか?)
と言い、反応を待っていると、アメリカ人が口を開きました。
「さなえ、こういうときはそのあとに complaints? ってつけるんだよ.」
あっ!そうかと思いさっそく使ってみる私。
Do you have any questions, comments ... or complaints?
(何かご質問、コメントはございませんか?あっ、文句もあったらどうぞ!)
どっと笑いが出てバスの中は一気になごやかな雰囲気に。それからこんなこともありました。
「バスから降りるとき、荷物は置いていってもいいの?」 という質問に、
You can leave most of your belongings on the bus. However, please take any items of value (wallets, purses, cameras, etc.,) with you.
(お荷物は置いたままで結構ですが、貴重品はお持ちくださいね。)
と言うと、すかさず今後は日本人の乗客から
「財布は置いていけって言ってくれない?俺が面倒みておくから。」
Or if you prefer, you can leave your valuables here with Mr. ○○.
Mr. ○○ will be remaining on the bus and will secure these items for you.
(あっ、お財布は置いていってください。○○さんが気をつけてみておいてくれるそうです。)
Ohhhh.... Be careful, that could be dangerous.
(それって、危ないんじゃないの?)
との声があがりバスの中は始終なごやかでした。
こんなふうに、ちょっとしたユーモアをいつも持ち合わせていること、コミュニケーションを取るうえでは必要なことなんだなと改めて感じました。
ユーモアって会話のスパイスにもなるんですね。もっと勉強しよっと!あ、ユーモアだけではなく、しっかり英語も勉強します。ハイ!!

2009年10月16日 (金)
来年の手帳はこれに決まり! えっ!?もう来年の話? そう早いですよねえ。
英語手帳2010年度版
どうして私がこの手帳を好きなのか?!いくつか理由があるのですが......
1) エッセーが素敵!
2 日本の祝日が英語で覚えられる
3) 映画の中の名せりふが学べる
4) 毎日英語に触れていることができる
この手帳の特徴、スケジュール管理だけじゃないんです。ちょっとしたエッセー集です。月と月の間にはさまったページにはエッセーが12個。このエッセーを読み出して、「えっ!?これ書いているの誰?」 と著者を確かめたくなってしまいました。ぐいぐい引き込まれるように読むことができ、そこには英語を学習している人たちに役立つ心のエッセンスが凝縮されています。
文字を読んでいて癒されるってこういうことなのね。何かに迷ったとき、道を見失ってしまったとき、このエッセーに触れて自分を立ち直らせたい、そう思ってしまいました。毎日、バックに入れて持ち歩き、ちょっとした空き時間に読んでいるのですが、読み終わってしまうのがもったいない気分!
著作権の関係がありますので、あまり掲載はできませんが、ほんのちょっとだけエッセーから失礼させていただきます。あなたの胸に染みるものがありませんか?
↓ ↓ ↓
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私のシナリオから、不幸な言葉をすべて排除したのです。私の心をこれまで支配していた 「私はダメ」 「私には無理」 といった悲観的な言葉を、幸福と勇気がわき上がるセリフに置き換えたのです。そして、それらを毎日唱えて口ぐせにしたのです。心をこめて、自分自身に語りかけました。すると不思議なことに、いつの間にか、灰色の少女はスルッと私の中から立ち去ってしまいました。
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著者は元上智大学外国語学部教授、現在はAクラス会議通訳者の井上久美先生。自分の生きる姿勢を見直すことができるエッセーです。
さて、日本の国民の祝日英語で言えますか?
成人の日 (1/11) = Coming-of-Age Day
敬老の日 (9/20) = Respect for the Aged Day
春分の日 (3/21) = Sprig Equinox
秋分の日 (9/23) = Autumn Equinox
勤労感謝の日 (11/23) = Labor Thanksgiving Day
映画の中で使われていた粋なせりふ、時々口ずさんでみませんか?名ぜりふは時として、自分の人生を豊かにしてくれる魔法の言葉のようです。
I made myself a deadline.
(自分に締め切りをつくるの。)
When I feel down, I like to treat myself.
(へこんだときは、自分を甘やかしてあげたい。)
Life is precious.
(人生を無駄にするな。)
そしてこの手帳を使うダントツな理由は英語に毎日触れていることができるからです。日付の横には、英単語がひとつ。1日に1個だけ、英単語を気にかけてみる。これっていいですよねえ。知っている単語は、ふんふん、私この単語知っている、って安心すればいいし、知らない単語は「あら、初めてお目にかかったわね。ヨロシク」程度に気に掛けておくのです。やがてきっとそれらを使いこなすときが来るでしょう。
途中に入っている挿絵も素敵です。白黒なのに私には色がついているように見えてくるから不思議です。きっと心の絵の具で色を塗っているのでしょう。2010年はこの手帳に自分の予定を書き入れながら私の人生に色づけをしていこうと決めました。
ひとつだけ難を言うとすれば、重たい!手帳というよりも、ちょっとした本といった感じになるので、バックの中に入れて持ち歩くには重いかもしれません。オフィスに置いておきスケジュール管理に使ってもいいでしょう。でも、私は2010年、この手帳と一緒に歩んでみようと思っています。

2009年10月 4日 (日)
やってしまいましたーー!!またドジ!!
携帯が鳴りました。電話口の向こうから聞こえてきたのは
Sanae, where are you?
(さなえ、どこにいる?)
とっさに私は何が起こっているのか理解できませんでした。でも、数秒後に頭の中で鳴り響くものがありました。がぁーーーん!!今日は英語講師仲間とのディナーミーティングが入っていました!!それから慌ててタクシーで駆けつけましたが 30分遅れ。実は、このミーティングに参加するにあたりメールのやり取りでもドジをしておりました。主催者に
Thank you for inventing me, Ruth.
(誘ってくれてありがとう、ルース)
と打ったら、他の誰かが
Ruth didn't invent you. Your mom and dad did.
(ルースは君のこと誘ってなんかいないよ。君のお父さんとお母さんだよ。)
と返してきました。私は、しばらく訳がわからず?え~っ?ルースは私のこと誘ってない?だって彼女がメールくれたじゃない。え?私の父と母が「さなえを誘ってやってよ」ってルースに頼んだってわけ?んな訳ないじゃない。第一、父はお墓の中だし、母は英語なんて ABC の A も話せない。と、しばし、ひとりで悩んでいたのでした。そして、よーく自分の打ったメールを見直したら、私は inviting と打つところを inventing と打っているではありませんか。この手のタイポはよくするのですが、そこで突っ込む奴がいるか!
【 invite = 招待する 】
【 invent = 発明する 】
ま、ともかく、慌てて走りこんだレストランで開口一番
I'm so sorry. It completely slipped my mind.
(ごっめーん!すっかり忘れてたあ!)
で、続いて
I'm a forgetful person because my mom and dad invented me.
(私、忘れっぽいのよ。なんせ、父と母が私を作り上げたので)
と言ったら、そこにいたみんながドッと笑ってくれました。誰も怒っていなくて、楽しい会合になり、帰りは、使ったタクシー代を取り返すために、3駅分、歩いて帰ってきました。
I'm a forgetful person. のところを I'm a forgettable person. と言わなくてヨカッタと思いました。もし、言っていたら、例の突っ込み君が、
No, Sanae, you are not a forgettable person. That's why we called you.
(いや~、さなえ、君は忘れられやすくはないさ。だから僕たち電話したんだろ)
って言ったかなあと思ったら、妙におかしくてニヤニヤしてしまいました。
【 I'm a forgetful person. = 私は忘れっぽい。】
【 I'm a forgettable person. = 私は忘れられやすい。】

2009年7月21日 (火)
知らない人に話し掛けるってとても勇気のあることですよね?ましてや外国人に話し掛けるとなると、エイヤッ!という気持ちがないとなかなか話し掛けられません。
アメリカでは知らない人同士が実にごく自然に会話を始めます。スーパーでもバス停でもカフェでも。
実はマイケル・ジャクソンが亡くなったという日、私はアメリカのシアトルにいました。カフェのレジに並んでいたら、いきなり前に並んでいたおばちゃんが話しかけてきました。
「マイケル・ジャクソンが亡くなったんですってよ。知ってる?」
「いいえ、何があったんですか?」
「それがねえ、原因がまだはっきりしないのよ。ロンドン公演の準備中だったのにね。」
ってな調子で話が弾みました。
そういえば、日本で我が家の近所に住んでいたアメリカ人が、以前、「日本では誰も私に話しかけてくれない」、と嘆いているときがあったのです。
そりゃあ、あなたのように金髪でスラッとしたモデル級の美人には、なかなか話し掛けるっていうわけにはいかないでしょう、と思っている私に,
「アメリカのスーパーでは、前後に並んでいる人が、『あら、その靴いいわね。どこで買ったの?』なんて話し掛けてくるのよ。」
と言っていました。本当に知らない人同士でごくごく自然に会話が始まってしまうアメリカですが、他の国ではどうなのかなあ?
旅をしたことがある皆さん、どんな印象をお持ちですか?教えてくださいな。

2009年7月11日 (土)
このまま英語を勉強していて何になるのだろう?そんなふうに悩んだことはありませんか?
NHKの語学番組を毎日聴いて毎日練習もしているけれど、はたして自分の英語は伸びているのだろうか?
こうした悩みは波のごとく押し寄せたり消えたりしませんか?
私にもありました。何百回、何千回と押し問答を繰り返してきたかわかりません。そして今でもそうです。いつまでたっても自分の思ったことや考えていることがうまく言えないなあ。このあたりが私の限界なのだろうか?
そんな時の気分転換の仕方:
洋画を観る
英語のTVドラマを観る
内容がわからなくてもかまわないのです。ああ、やっぱり英語が話せると楽しそうだなあ。私は英語がわかるようになりたいんだっけなあ。この英語の渦の中にいつかは自分も入っていきたいなあ。
と、思い出し、また勉強に戻ります。
ここで皆さんの中には疑問に思う方がいるかもしれませんね。英会話スクールを経営し、たくさんのネイティブたちの力を借りながら English Cafe を運営し、ボランティアで日本に来る外国人に観光ガイドをし、生徒をつれて海外に行く私でもそんなふうに悩むのかと。
答えは Yes です。英語でのプレゼンにはまだまだ尻込みしてしまいますし、ネイティブたちとの会議では自分の発言を主張するものの、支離滅裂な英語を話しているのが自分でもよくわかります。結局、英語の勉強って終わりがないんですね。
皆さんはいかがですか?皆さんの英語奮闘エピソード、教えてくださいな。

2009年4月 3日 (金)
今、オーストラリアに来ています。
ここ、パースは緑が多く、空の色、海の色がうっとりするほどきれいです。昨夜は夜景がきれいに見える場所に連れて行ってもらいました。空を見上げると、星の数が違うのです。こんなに肉眼でもくっきりと見えるんだなと感動しました。
私の教室の特別プログラムで生徒の何人かと来ました。それぞれ一軒一軒のお宅へホームステイさせていただき、子どもたちは現地の学校へ、大人は語学学校へと通っています。
私も語学学校の生徒のひとりになりました。韓国人、インド人、ブラジル人、ポーランド人たちと席をともにしています。みんな20代、30代の若者たちですが、Sanae, Sanae と話し掛けてくれ、とても居心地がいいです。
昨日は生徒のひとりが Pub で飲み過ぎたとか、変なおやじが言い寄ってきて嫌だったなんておしゃべりから授業がスタートしました。先生が、「Sanae, パースに来てからもうパブに行った?」 と聞くので、「まだ行っていないし、スケジュールを見ると行くチャンスもないかもしれない」 というと、「じゃあ、今日の2時間目の授業はパブでやりましょう」 ということになりました。
2時間目になると、さあ、パブへ行って授業よ、と先生は資料を持ち、クラスメートとともに近くにあるパブに繰り出しました。パブといっても当然昼間はカフェです。グリーンのパラソルの下、明るい太陽の日差しを浴びながらの授業はとても素敵でした。
授業の内容はスピーキング。ひとりひとりテーマが与えられ、そのテーマに沿って 3分間しゃべり続けなければいけません。聞いている人たちは、この会話に邪魔を入れるというものです。話している内容とは全く違ったことを話しかけたり、わざと気をそらせたりします。スピーカーは、話し掛けられた質問に返答したり、上手にあしらったりしながら、3分間のうちに自分のストーリーを簡潔させなければなりません。
2分30秒~3分の間にストーリーが簡潔できればポイントがもらえ、早く話が終わってしまったり、3分を過ぎてしまったりすると失格になるというものでした。スピーチするときはテーマに沿った話題をすばやく探し出し、ストーリーを即座に作らないといけないのであせりましたが、邪魔を入れるほうは好き勝手に話し掛けていいので、おもしろかったです。
時間はあっという間に過ぎ、授業の時間は終了し、またみんなで学校へと戻っていきました。まるで夢を見ているようです。10数年前は、ちっとも英語が話せなかったんですよ。私の英語もまだまだですが、今は世界の人とコミュニケーションを楽しめるようになりました。



2009年3月25日 (水)
読者からの質問です。
Q:
目標がない。どうすればいいの?
英語を勉強していて目標がありません。なんのために英語をしているのか最近わからなくなってきました。ただ、今までかけた時間がもったいないので続けているという感じです。ちょっとモチベーションは下がっていますが続けていこうとは思っています。何かいいアドバイスはないでしょうか?
A:
自分を変えたい。英語を話して楽しいと感じたい。
うぅ~ん、これは皆さんのお力を拝借したいと思います。読者の皆さん、そう、そこの画面の向こうでこの文章を読んでくださっている、あなた、いかがですか? あなたはどんな目標があって英語を続けているのですか? あなたのお考えをお聞かせください。お願いします。
私はですね
・ 英語の響きが好きだから
・ 英語を話している自分が好きだから
・ 何かに真剣に取り組んでみたいから
そんな理由ではいけませんか? 明確な目標はとても大事なことです。でも、漠然とした曖昧なものでも、「自分自身を変えたい」 とか 「違う世界をみてみたい」 といったようなことでもいいような気がするのですが。いかがでしょうか?
私は英語が話せるようになって、着実に変わった自分を感じています。今までは、控えめに、おとなしく目立たないような存在が美徳かと思い込んできました。でも、英語の世界ではそれが通じないのです。自分の意見もはっきり持たないといけませんし、自分で判断をくだし、行動に移すということを余儀なくされます。英語ってそんな言語ではありませんか?
英語を話していて楽しいと感じますか? ちょっとでも感じたら、「もっと楽しくなりたいから」 -- そんなのも立派な目標になるような気がするのですが。

2009年1月13日 (火)
英語の勉強は辛いですね。孤独で長い付き合いになると思ってあきらめてください。そんなにすぐには上達しません。
私のところに多く寄せられるお便りからは、学習の苦しさ、辛さ、痛み、孤独が伝わってきます。そうなんですよ。英語の世界って華やかに見えるけれど、実はその裏には多くの困難、苦労が隠されているのです。そしてこの孤独と痛みに耐えられた人だけが明るい光を見ることができるのですねえ。
と、言うと悲惨なもののように思えてしまうかもしれませんが、そうでもありません。要は考え方です。これはあなたにしか越えられない、そしてあなただから与えられたチャレンジだと思い、むしろそれを楽しんでしまえばいいのです。
困難よ!やって来たまえ、私は多少のことではへこたれないのだ!と勇敢に立ち向かう、カッコいい自分を想像しましょう。
辛くて心が折れそうになったら、自分の中に自分を励まずもうひとりの自分の作ってあげてください。この人は、あなたのベストフレンドです。あなたのことを一番よく知っていて、一番の理解者でもあります。
ところが、日本人の特性なのでしょうか?
・ どうして私はこうもダメなのだろう?
・ どうして覚えられないのかなあ?
・ どうしてこんなに上達しないのかなあ?
とネガティブな考えに走りがちです。こんな考えとはおさらばですよ。
・ 私はよくやっているじゃない。
・ 忘れちゃった?それがどうしたの?また覚えればいいじゃない?
・ きのうは言えなかったことが言えるようになったじゃない?
そうやって自分で自分を励ましてくださいね。あなたを変えることができるのはあなた自身なのですから。

2009年1月 7日 (水)
前回、出る杭は打たれる の記事を書きましたが、ここにある生徒の話があります。
その大人の生徒さんは私のスクールに長いこと通ってきてくれています。今では外国人とも臆せず話ができるようになりました。そんな彼女がある時、こんなことを言っていました。
周りの人によく 「いいわねえ。そんなに英語が上手に話せて……」 と言われるんだそうです。明らかに褒めているのとは違い、斜め目線でやっかみ半分の心無い言葉に少々イライラしたり、傷ついたりするらしく、人にそんな言葉を投げかけられるのがとても嫌だと話していました。私は彼女にこう言いました。
「もっと上手になりなさい。誰も言わなくなるから。」
彼女は私がやってきた通りの学習法でずっと勉強を続け、海外で暮らすこともなく過ごしてきました。若い頃から英語は好きだったようで、めきめきと頭角を現し、ごく普通の主婦だったのですが、今では立派な英語講師となってしまいました。私と同じように、これから学習していく人たちを支え励ます仕事についています。そしてまだ私のスクールにも通ってきてくれています。
私は彼女をとっても誇りに思っています。私のナンバーワンの生徒です。

2009年1月 5日 (月)
私が英語の勉強を始めたのは、私の3人の子どもたちが小学校2年生(長男)、幼稚園の年長さん(次男)、年少さん(長女)のときでした。
幼稚園が終わると子どもたちはお友達と家を行ったり来たりして遊ぶじゃありませんか。お母さんたちが一緒に来ることも多く、よくダイニングテーブルの上に広がった、NHKのテキスト、ノート、辞書を見ては、何これ?と反応するママたちもいました。
そのうち、
「今更、あの人英語なんか勉強して何になるのかしら?」
「な~にを気取ってるのかしらねえ」
というささやき声が聞こえてきました。小学校のPTAなどに行くと、少し違った空気が自分の周りに流れているのも感じていました。
日本人って「右にならえ」をする人種とされているではありませんか。そんな中で私は明らかに異色だったに違いありません。お茶飲みもランチもやめて暇さえあれば録音してあったテープ(当時はまだテープだったのですよ)をかけ、テキストを片手に英語に没頭していたのでした。
子どもたちは応援してくれたけれど、やはり大人の8割は怪訝そうに私のことを眺め、「今更英語なんかやって仕事になるわけじゃなし、海外転勤があるわけじゃなし、何カッコつけてるのかしら?」と思っていたように思います。
そんな時、どこかで読んだのか、誰かが言ったのか忘れましたが、次のような言葉に出会いました。
出る杭は打たれるけれど、出すぎてしまうと、もう打たれることはない!
私は、あっ!そうか、これだ!と世間のヒソヒソ声を気にしなくなり、ますます英語へとのめり込んでいきました。
で、今に至っております。

2009年1月 2日 (金)
あけましておめでとうございます。
新年の抱負は何ですか?
What's your new year's resolution?
なんて英会話スクールでは決まって聞かれるでしょうね。
今年こそ英語をものにすると決めている人も多いでしょう。では、英語ってどうやったら伸びるのでしょう?答えは実に簡単なのですが、この簡単なことがなかなか出来ないんですね。
・ 毎日取り組む
・ 英語を口から出して練習する
これだけに特化して1年間過ごすと1年後には今とは違った自分がいるのですが、途中で「必ず」、迷い、落ち込み、挫折がやってきます。このときどう対処するかが問題になりますね。
迷ったときは、自分を信じる。毎日、英語を口から出して練習してさえいれば大丈夫です。
落ち込んだときは自分の中に自分を励ますもうひとりの自分を作り、対話する。
挫折しそうになったときは、初心にかえる。どうして自分は英語を始めようと思ったのか。その時に比べて今の自分はちっとも進歩していないかと問い掛ける。ほんのちょっとでも進歩していればよしとし、先に進む。
・ 以前わからなかった単語がわかるようになった。
・ 外国人に How are you? と聞かれたら、I'm good. と即座に返せる。
・ おととい言えなかったフレーズが今はスラスラと言える。
ひとつでも当てはまればあなたの英語は進歩しています。落ち込んで、あぁ~あ、とため息をつき、うだうだ考えている時間があったら、その分、口を動かして練習しますよ。そうした人だけが高みに登っていけるのです!
では、2009年、あなたにとって良い年となりますように!いえ、良い年になりますからね!!!今年もよろしくお願いいたします。

2008年12月29日 (月)
英語を長いこと勉強していると、気持ちにアップダウンがあるのは当然!よっしゃー、と思って始めた英語学習も、ある時、ふとモチベーションが低下し
・ もうダメかも
・ 私に英語は向いてないかも
・ 英語なんか勉強したって何になるの?今更仕事で使うわけじゃないし……
・ こんなに勉強しているのに話せるようになっていないじゃない!
といった感情に襲われることがあります。そしてこの感情は何度でも繰り返し波のように押し寄せてくるものです。
でもね、逆にこの感情って一生懸命勉強してきた証拠でもあるのです。一生懸命やってきたからこそ、やってきた内容の割には自分の英語が上達していないように感じてしまうのです。そしてこの感情は学習過程において必ず通過する感情地点だと思ってください。
私は生徒が、特に大人の生徒がこの感情に陥ったとき、
「ふっふ!とうとうこの地点まで来たか!」
と密かに嬉しくなります。この感情がなかったら逆に伸びないと思ってください。そしてこの感情をコントロールし、克服したひとだけが次の地点へと登って行けます。
英語の上達は坂道カーブは描きません。階段状です。ある時は、長ぁ~い踊り場をひたすら歩き続けなければならないものです。皮肉なことに次のステップは本人には見えません。気づくとふっと自分が一段高いところにいるものです。そしてやがてはまた長いプラトー(plateau)を進まないといけないのです。すぐにそこに次の段階へのステップがあるにもかかわらず、歩き疲れて足を止めてしまったり、あきらめて楽な道へ引き返そうとしてしまいがちです。
語学の学習は、1週間や1年で伸びるものではありません。最低でも3年をひとつのステップとし、あとは10年単位で考えるしかありません。
楽しい楽しいと思って始めた英語学習、ある時、「あれ?こんなはずではなかった。今頃は流暢に英語が話せるはずだったのに……。こんなに必死に勉強しているのにちっとも伸びていないじゃない!!??」そう思う感情はごくごく自然なものだと受け入れて、とにかく毎日英語を口ずさみましょう。
続けている限りあなたの英語は必ず伸びます。

2008年12月10日 (水)
英語ができない言い訳探しをやめたら見える世界が変わってきました。それまでは、人を羨むことばかりしてきたような気がします。
・ あの人はいいわよね。お金持ちに生まれたんだもの。私立のいい学校に通わせてもらって、留学もさせてもらって、英語ができて当たり前じゃない。
・ だってあの人はもともと頭がいいんだもの。英語くらい話せて当然でしょう。
・ あの人美人だもの。英語の先生だってチヤホヤして、やっぱり見た目がいいと特よね。
そんな風に人をやっかんでばかりいたのです。言い訳を一切やめ、やると決めたことはやる!ここいらで人生変えようかな?死ぬまでに何かひとつでいいから自分に誇れるものを持ちたい。ダメでも、ものにならなくてもいいから自分で納得するまで何かに打ち込んでみよう。そう決心したら自分の中で不思議なことが起こりはじめました。
数年後、自分のやってきたことが少し形になってくると、人を羨む気持ちはすっかりとなくなっていました。そして、こう考えるようになりました。私が成功してこなかったのは、お金がなかったからでも才能がなかったからでもない。自分で何かに必死になったことがなかったからだ。これが欲しい、これを手にいれたい、こうなりたい、と思ってもそれに向かって努力してこなかった。努力する前に何か言い訳を見つけて逃げてきたのだ。
そして成功してきた人というのは決して逃げなかった人たちなのだ。どんなに苦しくでもそこで踏ん張り、自分の力を最大限に発揮できるよう努力してきた人たちなのだ、と素直に認められるようになったのです。人のことをやっかみなしに、素直に、スゴイ!と認めながら接していると、また自分の周りに不思議なことが起こり始めます。それらはまた追々お知らせしていきますね。

2008年12月 5日 (金)
◆「私は頭が悪いから英語ができない」
かつてはそう思っていました。大学でも専攻は英語ではなかったし、世間で言われているいわゆる有名大学とは全く違った学校に通っていました。でも、英語圏の人って頭がいいから英語が話せるのかな?どんなに小さな子どもでも、ちょっとスローそうに見える人も英語を話しているではありませんか。それならきっと私にも話せるようになる方法があるかもしれない。そう思って始めた英語でした。
◆「私はお金がないから英語が話せない」
次に頭に浮かんできたのは、そんな言葉でした。お金があったら英会話スクールにもたくさん通えるし、留学だってできる。私には留学どころか、英会話スクールに通うお金さえない。だから英語が話せるようにならないんだ。
◆「仕事が忙しいんだもの」
やることがいっぱいあって英語を勉強する時間がとれないもの。だから英語が話せるようにならないんだ。
他にも英語を話せない理由はたくさんありました。「子育てでいそがしいから」「勉強していると家族が嫌な顔をするから」「いい英語の先生がみつからないから」「教材がおもしろくないから」「スクールのやり方が合わないから」
でも、ある時気がついたのです。それらはみんな言い訳だったと。英語ができない理由を考えては辛いこと、苦しいことから逃げ出していただけだったのです。私は英語を始めたとき、もうすでに30歳を過ぎていましたので、このあたりで言い訳をするのはやめようと決めたのです。そのときから私の英語奮闘は始まりました。 (つづく)

2008年11月23日 (日)
唐突ですが、英語を勉強していて孤独を感じたことはありませんか? 私には少なからずあるんですよ。今は貴重な学習仲間もでき、こうしてネットを通して皆さんと会話することができます。それでも英語学習って基本的には自分ひとりで勉強しない限り伸びないものですよね。
「英語が通じた!」 と感じる喜びはホンの一瞬で、また辛く長い孤独の世界にしばらく入り込まなければ次のステップにはいけない。英語って華やかにみえるけれど実はその裏に長いトンネルがあるようなもの。いつ見えてくるかわからないトンネルの出口の光を求めて歩き、一瞬外に出たと思ったら、またトンネルがやってくる。そんなことの繰り返しです。
だからこそ時々はみんなで声を掛け合って、前を向いて歩く必要があると思いませんか? モチベーションを下げずに続けるってホントに大変なことです。
・ 欲張らない
・ ゆっくりペースでもかまわない
・ 毎日着実に
・ 隣の人と比べない
・ 追い越されても気にしない
・ いつか出口はやってくる
そんなことを自分に言い聞かせ、今日も机に向かう私がいます。あなたもそうでしょ?

2008年11月 7日 (金)
英語の勉強はひとりでするものではありません。ひとりで続けるには、あまりにも過酷で辛いことが多いのです。ですから学習仲間は必要です。このブログを通して英語学習仲間と気持ちを分かち合ったり、たわいもないおしゃべりしたりしながらモチベーションを持続できたらいいな、なんて考えています。
モチベーションを上げるためにもうひとつ大事なこと、それは時々ワクワクするようなイベントを作るといいのではないかなと思います。
実は、先日(11月3日)NHKの教育フェア公開収録に行ってきました。いつもラジオの電波を通して聞いているあの声が今は目の前から聞こえてくる! こんな感動ってありません!! 今回は基礎英語1, 2, 3 の先生方、レギュラーゲストの皆さん、ダイアログを収録している声優の皆さんが勢ぞろいするという贅沢なものでした。
創作スキット・コント大会「英語で挑戦!手づくり英会話」の収録現場は大勢の人で埋まっていました。日本全国からたくさんの応募作品が集まり、その中から受賞作品が公開録音されていました。熱気ムンムン! 基礎英語ということで、お父さんやお母さんと一緒に来ている中学生たちが目立ちましたが、小学生や、私のようにちょっと人生を重ねたおばさんやおじさんの姿も、もちろんありました。
実際にラジオから流れてくる声を目の前にしたり、収録現場の様子を見たり、こうして人生の中にワクワクする行事を散りばめていたらモチベーションが下がることはありません。最近、NHKの語学番組はリスナーと制作者側を近づけるイベントがたくさん行われています。アンテナをしっかり立ててこういった機会を利用するのもいいですね。

2008年11月 5日 (水)
私は英語を32歳のときにやり直し始めました。英語が話せたらいいなという憧れは持っていたものの漠然としたものでした。専業主婦で3人の子育てをしていたのですが、一番下の子が幼稚園に入ったのをきっかけに英語を始めたのです。
でも、主婦だったので自由に使えるお金がなく、英会話学校はどこも授業料が高くてあきらめざるを得ませんでした。英文科卒でもないし海外留学の経験もゼロ。そんな私がやってきた方法はNHKのラジオ英会話講座を聞くことと週に一度の公民館英語サークル。
ひとことも話せないところからスタートし、16年たった今、小さいながら英会話スクールを経営し、日曜日には英会話カフェを運営しています。ボランティアで外国からの観光客を案内したり通訳の真似事などをしたりしながら英語に触れ楽しんでいます。
英語はいつから始めても決して遅いということはありません。英語がちょっとでも話せるようになると見える世界が変わってきます。自分の人生を変えてみたい、そう思って英語の勉強を始める人も多いのではないでしょうか。
私はNHKの英語講座に育ててもらいました。毎日ラジオに耳を傾け英語を真似して口から出すことによって学んできました。今でも続けています。そしてこれからも自分の学習方法を貫いていきますよ。
英語は人生の見方を変え、世界を広げてくれます。ワクワクして楽しいですよ。










