2010年3月 2日 (火)
ベルリナーレ・タレントキャンパス
ベルリンで毎年冬に開催されるベルリナーレ映画祭。この映画祭のイベントのひとつにあたるタレントキャンパスは、映像制作に情熱を注ぐ才能たちに開かれた学校のようなもの。
なんだか、とっても嬉しかった。なんたって、世界中から集まった才能と、彼らが持ち寄った新しいアイディアに触れられ、それに参加できる機会を得ることができたから。
でも驚いたな。なんとなく知ってはいたけど、日本文化に興味を持って、日本についての映像を制作しようとしている制作者がこんなにいたとは・・・。ある人は日本独特の風景を収めた映像や写真を作品に仕上げようとし、また別の人は、ラッパーであり、また同時に銭湯のあととり息子の人生をショートムービーにするなど様々。実際に作品を観させてもらったけど、ラップという日本には存在しなかった文化と、銭湯という日本人には馴染み深い文化が融合されていてとっても新鮮だった。ただ、世界の人達からこの文化がどう認識されるのかは想像がつかない。あるイギリスから来た映像作家はオタクの世界に興味を持ち、その本質を映像化しようとしていた。いわゆるサブカルチャーといわれる世界。正直、サブカルチャーが日本文化の全てだと思われるのが少し悲しかった。もちろんこの日本独特の文化は、日本人特有の精神的繊細さと、とことん何かを突き詰める日本人の性質が生み出した産物だと思っている。実際オタクというのは、ある事柄に人生の全てをつぎ込んでしまうぐらい惚れた結果、その分野のプロフェッショナルになった人達のことを指しているのだと思う。(つまり私は、ドイツオタクの卵ということになるのかな?)ただ、一般的に言われるアニメオタクやコンピューターオタクの人達の姿かたちが、今までに無く目新しいものだったゆえに、スポットが当てられたまでのこと。もしこの文化が、その映像作家の手によってさらに世界に発信されていくのなら、かれらの真の姿を描写してほしい!




