中国語

パン・ウェイさんの“食卓”カレンダー

パン・ウェイさんの元気のヒミツは、おばあさんから教わった「食の知恵」。中国には、季節の変化に合わせて体の調子をととのえる知恵がたくさんあり、親から子へと大切に受け継がれてきました。すこやかに日々をおくるための旬の食材とレシピを、毎月ひとつずつ紹介します!(2007年度のテレビ「中国語会話」文化情報コーナーから)

2月25日(月)

ゴマあん入り白玉団子
〈第11回〉“冬のあったかスイーツ!”
ゴマあん入り白玉団子(芝麻汤圆

パンさんから食にまつわる一言
正月十五吃汤圆,吃了汤圆好团圆zhēngyuè shíwǔ chī tāngyuán,chīle tāngyuán hǎo tuányuán
(正月15日に湯円を食べると、家族が円満でいられる)

旧暦1月15日は中国の“元宵节Yuánxiāo jiéです。新年最初の十五夜にあたるこの日は家族で“元宵”あるいは“汤圆tāngyuánという伝統的なだんごを食べる習慣があります。“汤圆”は一家団らんの象徴で“正月十五吃汤圆,吃了汤圆好团圆zhēngyuè shíwǔ chī tāngyuán,chīle tāngyuán hǎo tuányuán(正月15日に湯円を食べると、家族が円満でいられる)といわれる縁起のよい食べ物。今回は甘くて香ばしいゴマあん入りの“汤圆”を紹介します。白玉の中からあたたかいゴマあんがとろりと出てくる、冬におすすめのスイーツです。

元宵节…小正月、上元。旧暦1月15日の伝統的な節句。

“冬のあったかスイーツ!”ゴマあん入り白玉団子
芝麻汤圆 zhīma tāngyuán



■材料(16個分:3~4人分)
白玉粉       60グラム
水          70~80ml
すりゴマ(黒)   大さじ1
練りゴマ(白)   大さじ1 1/2
バター       大さじ1/2
砂糖        大さじ2
みかんの皮(生) 適量(※ゆずの皮でも可)

■作り方
1) ボールにすりゴマ(黒)、練りごま(白)、バター、砂糖を入れてよく混ぜたら冷蔵庫で冷やして固める。
2) 固まったら直径1センチのだんごにする(16個分)。もう一度冷蔵庫で冷やして固める。
3) 白玉粉に水を入れて耳たぶくらいの柔らかさまでよくこねる。
16個分に分け、2)をあんにしてだんごに成形する。


4) 沸騰したお湯に入れゆでる。だんごが浮いてきたら碗にとりゆで汁も少々加える。
5) みかんの皮を細切りにし、だんごの上に添える。


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