This is the girl who Jim loves.
この子がジムの好きな女の子だよ。
上の例文の"Jim loves"という部分に注目してください。
ここだけを文として取り出すと、ジムが誰を好きなのか、という情報が足りませんね。
ネイティヴは、この文を聞くと、
"This is the girl who Jim loves ■."
のように、"loves"の後の"■"の部分に「ギャップ(足りないという感覚)」を感じます。そして、そのギャップを、前に出てきた"the girl"が補っていると理解するのです。
この足りないという感覚が、「ジムが好きな」⇒「少女」という修飾関係をガッチリ結びつけているのです。ほら、先週学んだ「足りないをおぎなう」という原則が、ここでも活躍しているでしょう。
whoは、「このギャップが人であること」をはっきりさせて、ギャップをスムースに埋める手伝いをしています。
今回は、この「足りないをおぎなう」原則で、関係詞修飾の感覚を身に付けていきましょう!