「こそあど」は、基本的には日本語の「この、その、あの、どの」などと同じように使ってかまいませんが、指し示す範囲が異なる場合があります。
たとえば、「그」は多くの場合「その」という意味になりますが、このフレーズのように「あの」という意味になる場合もあります。また、「그것」も通常は「それ」に対応しますが、「그것은 지금 없어요(あれは今ありません)」のように「あれ」という意味で用いられることもあります。
ポイントは今現在、目に見えているものにしか「저、저것、저기、저쪽」は使わないということです。日本語の「あの、あれ、あそこ、あちら」は、今視界に入っていなくても、話をしているお互いが知っていることについても使うことができます。その場合には「그、그것、 거기、그쪽」を使います。