会議での発言や結婚式のスピーチ、司会進行、社内アナウンスなどの公の場面や、会社などの組織の中で上司、先輩に話すときのように礼儀をわきまえなければならない場面で用いるのが、丁寧でかしこまった「ハムニダ体」です。
動詞や形容詞などの語幹に「-ㅂ니다(ムニダ)/습니다(スムニダ)」をつけると、ハムニダ体になります。「-ㅂ니다(ムニダ)」と「-습니다(スムニダ)」のどちらを語幹につけるかは、語幹の最後の文字のパッチムの有無と種類で決まっています。末尾の「다(タ)」を「까?(ッカ)」に変えると「~(し)ますか? ~ですか?」という疑問文になります。
○語幹(最後の文字にパッチムなし)+ㅂ니다(ムニダ)/ㅂ니까?(ムニッカ)
○語幹(最後の文字にパッチムあり)+습니다(スムニダ)/습니까?(スムニッカ)
○語幹(最後の文字がパッチムㄹ)ㄹを取る +ㅂ니다(ムニダ)/ㅂ니까?(ムニッカ)