「Ⅱ- ㄹ 수 있다」は「~できる」という可能の表現です。「있다」の部分は基本形ですので、実際に使うときには「있어요」と해요体にします。また、「수」の後ろに助詞「-가」を付けて「Ⅱ-ㄹ 수가 있다」とも言います。なお、「수」は濃音で[쑤]と発音します。
語尾の最初の音が終声「ㄹ」なので、ㄹ語幹用言に付ける場合にはㄹ脱落形(語幹の終声「ㄹ」を脱落させた形)にします。
日本語では、例えば「~を読む」に対し「~が読める」のように、前に来る助詞が「~が」に入れ替わることがありますが、「Ⅱ-ㄹ 수(가) 있다」の前に来る助詞は「-를/-을」です。