「여기(ヨギ)」は「こちら、ここ」。「~に」という助詞「-에(エ)」はありませんが、「こちらに、ここに」という意味で使われています。このように会話では助詞が省略されることがよくあります。「앉아서(アンジャソ)」は「座る」という動詞「앉다(アンタ)」の語幹「앉(アン)」に時間的な順序を表す語尾「-아서(アソ)」がついた形で、「座って」という意味を表します。「메뉴(メニュ)」は「メニュー」、「-를(ルル)」は「~を」という助詞、「보세요(ポセヨ)」は「見る」という動詞「보다(ポダ)」の語幹「보(ポ)」に、丁寧な指示の表現の語尾「-세요(セヨ)」がついたもので、「ご覧ください」という意味です。
「앉아서(アンジャソ):座って」のように、「~(し)て」という時間的な順序を表す表現は、動詞の語幹に「-아서(アソ)/어서(オソ)」をつけて作ります。「~してから~する」のように時間的な順序を表すとともに、前の行動が後ろの行動の前提になることを表します。
「母音型」の語尾なので、語幹の最後の文字の母音が陽母音〔ㅏ(ア)、ㅗ(オ)〕の場合は「-아서(アソ)」、陰母音〔ㅏ(ア)、ㅗ(オ)以外〕の場合は「-어서(オソ)」をつけます。また、「○○하다(ハダ)」は「○○해서(ヘソ)」となります。