「-인데」は、「토요일인데 학교에 간다(土曜日だが学校に行く)」のように、後ろの内容の前提を提示する際に用いられます。しかし、「어떤 사람(どんな人、誰)」「무슨 날(何の日)」のように疑問を表す表現と一緒に使われると、次のような2つの意味を表します。
①後ろの内容の前提を提示しながら単純な疑問を表す
그 사람이 어떤 사람인데 그렇게 반가워해요?
あの人はどんな人だからと、そんなに喜んでいるんですか?
(「そんなに喜んでいるなんて、一体あの人は誰なんですか?」というニュアンス)
오늘이 무슨 날인데 모두 모였어?
今日は何の日だからと、みんな集まっているの?
(「みんな集まっているなんて、いったい今日は何の日なの?」というニュアンス)
②後ろの内容に対する強い否定を表す。話し手の威張る態度も表す
그 사람이 어떤 사람인데 돈을 내 줘요? (말도 안 돼요!)
あの人はどんな人なのに、お金を出してくれますか?(あり得ません!)
(「あの人はお金を出してくれるような人ですか?あり得ません!」というニュアンス)
오늘 무슨 날인데 놀기만 해? (안 돼요!)
今日は何の日なのに遊んでばかりいるの?(いけません!)
「今日は遊んでばかりいるような日なの? 遊んでいてはいけません!」というニュアンス)