「濃音」は喉の奥を塞いで、息を止めた状態で発音します。「ハック」の「ク」の直前で喉奥を詰めて力を入れた状態のまま、顎を下げながら「カ、カ、カ」「タ、タ、タ」「パ、パ、パ」といってみましょう。こうすれば濃音が出しやすくなります。
濃音は同じ子音を2つ重ねて初声部分に「ㄲ、ㄸ、ㅃ、ㅆ、ㅉ」のように書きます。これらの文字はそれぞれの子音の呼称の前に「쌍[サん]」をつけて、「쌍기역(サンギヨク)、쌍디귿(サンディグッ)、쌍비읍(サンビウプ)、쌍시옷(サンシオッ)、쌍지읒(サンヂウッ)」のように呼びます。
また、一部のパッチムと次にくる初声との組み合わせで濃音になるものがあります。これを「濃音化」するといいます。