「まいにちイタリア語 Un giro in rete! しっかり学ぶ中級文法 第35課」より
Adesso con le smartphone sarebbe possibile capire perché i neonati piangono.
「今はスマートフォンを使えば、新生児がなぜ泣いているのかがわかるらしいです」
○伝聞を表す条件法「~らしい」「~そうだ」
条件法は、真実かどうか明確でない情報を伝えるときにも使います。
Adesso con le smartphone sarebbe possibile capire perché i neonati piangono.
「今はスマートフォンを使えば、新生児がなぜ泣いているのかがわかるらしいです」
( sarebbe は条件法現在→自分では裏付けの取れない現在の情報)
Una psicologa svedese avrebbe creato un'applicazione apposta.
「スウェーデンのある心理学者がそのためのアプリを作ったそうです」
( avrebbe creato は条件法過去→自分では裏付けの取れない過去の情報)
L'obesità aumenterebbe il rischio di avere problemi di salute.
「肥満は将来的な健康問題に対する危険性を増大させるそうです」
( aumenterebbe は条件法現在→自分では裏付けの取れない現在の情報)
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E come farebbe a capirlo?
「そんなのどうやったらわかるんだろう?」
○驚き・皮肉を表す条件法
疑問文の中で条件法を用いると、皮肉や疑念、怒りの感情などを含んだ驚きの表現になります。
E come farebbe a capirlo?
「そんなのどうやったらわかるんだろう?」(わかるはずないだろうに)
直接法現在 E tu chi sei?
「で、君は誰なの?」(相手のことを知るための疑問表現)
条件法現在 E tu chi saresti?
「で、君は一体何様のつもりだい?」(皮肉や怒りを込めた表現)
直接法現在 Lui è il nuovo ragazzio di Cristina.
「彼はクリスティーナの新しいボーイフレンドです」(事実を述べる表現)
条件法現在 Lui sarebbe il nuovo ragazzio di Cristina?
「彼がクリスティーナの新しいボーイフレンドだっていうのかい?」
(驚きや疑念を込めた表現)