Radio English Conversation Lesson 188
either、neither、both
BUILD UP YOUR VOCABULARY
You can have either blouse.
どちらのブラウスでもお買い上げいただけます。
either、neither、both はどれも「2つ」のモノについて使われる。
この文で使われている either は「ひとつひとつに目に向ける」意識で
使われる。この文は相手に選択をうながす文。ひとつひとつに目を向け
「どちらか一方買えますよ」ということ。ひとつひとつに目をやりながら
「こちらでも、あちらでも=どちらでも」という使い方。
Either candidate will do a good job.
どちらの候補者もよい仕事をするでしょう。
またキーセンテンスのeither と比べて neither/both も見てみる。
You can have neither blouse/both blouses.
どちらのブラウスもお買い上げいただけません。/両方お買い上げいただけます
neither は「どちらも〜ない」、both は「両方」。ここで、either、
neither の後ろの名詞がどちらも単数形の blouse であることに注意する。
ひとつひとつに目を向ける意識が単数形につながっている。both は一度に2つ
を眺める「両方」であり、複数形が使われる。
either、neither のひとつひとつを眺める意識は、選択の(n)or を使った
フレーズにつながる。
Either you or I have to pick up the overseas visitors.
君か私が海外からのお客さんを迎えに行かなくてはなりません。
Neither Kaori nor Martin came to my wedding.
カオリもマーティンも僕の結婚式に来なかった。
not とeither のコンビネーションに注意する。勘違いが多い箇所。
I listened to his first two albums, but I didn't like either
very much.
彼の最初の2つのアルバムを聞いたけど、どちらも気に入らなかった。
not 〜 either はひとつひとつに目をやり「どちらも〜じゃない」。
こちらもあちらも好きじゃないという感覚。「どちらかが好きじゃない」
ではない。
CHECK YOUR GRAMMAR!
ある程度の長さを練習する·助動詞will·授与型·前置詞のイメージ
Since you're a special customer, I'll offer you one at
cost price.
あなたは特別なお客様ですから、1着を原価でご提供いたしますよ。
会話は「ある程度の長さを持った内容のキャッチボール。ある程度の長さを
持った発言を維持できなければ会話は続かない。この文の内容は since
(〜なので)と理由を述べたあと、本論を展開。
ほかのポイントは、助動詞の will。I'll offer you ...の will は
とても重要。「〜しますよ」と意志を表すから。これを抜くと自然な文に
ならない。
後半の offer(申し出る)が作る文の型。これは授与型の形。you と
one、2つの目的語があり「〜に···をあげる·くれる」の意味となっている。
ちなみにat cost price は「原価で」。100円で、110円でなど、価格は
「点」として感じられているため at が用いられる。