Radio English Conversation
「説明ルール」で英語を英語として使いこなす
WEEK 3 LESSON 71
動詞句の説明 ⑤:原因を表す to不定詞
FEEL ENGLISH LIKE A NATIVE SPEAKER
KEY SENTENCE
I was delighted to see you.
私はあなたに会えて本当にうれしかったです。
動詞句の後ろに説明。後ろに置かれた to不定詞の意味は動詞句の
内容によって決まる。ここで to不定詞は was delighted(とても
うれしかった)の説明。「うれしかった」「ガッカリした」など、
感情の説明なら、「どうしてそのように思ったのか」、その原因の
説明が自然。かくしてこの to不定詞は「感情の原因」を表すように
解釈される。
次も同じ使い方
I wad excited to hear about your new project.
君の新しいプロジェクトについて聞いてワクワクしたよ。
was excited(ワクワクした)の原因が、to不定詞「君の新しい
プロジェクトについて聞いて」によって説明されている。
感情を表す表現に delighted、excited など過去分詞が使われて
いる。それは、感情を表す動詞は「〜させる」と他動型で使われること
から。delight は「大喜びさせる」、excited は「ワクワクさせる
·興奮させる」。受動的意味を持つ過去分詞 delighted、excited は
「大喜びさせられる→大喜びする」「ワクワクさせられる→ワクワクす
る」と、主語の感情を表すようになる。
GRAMMAR IN ACTION
1 あなたが去っていくのを見るのは悲しい
I'm sad to see you go.
※ am sad が「悲しい」と感情。そして to以下がその原因。see you
go は知覚構文。「you が go するのを see(見る)」ということ
2 皆さんが無事に到着した知って、ホッとしています。
I'm relieved to know you all arrived safe and sound.
※ releve は「安心させる」。その過去分詞 relieved を用いて am
relieved は「ホッとしている」ー主語の感情を表している。
safe and sound(無事に)は決り文句。sound うあ「健全な·けがや
病気などがない」という形容詞。「音」ではない。
3 ピートがクビになったと聞いて、私たちみんなビックリ仰天しました
We were all flabbergasted to hear that Pete had been fire.
※ flabbergast は「ビックリ仰天させる」。過去分詞を用いて「ビックリ
する」。surprise(驚かす)よりも強い驚き意味する。astonished を
用いもいい。to以下が were all flabbergast の原因を説明。ここで
had been fired ろ過去完了形が使われている。過去完了形は「ある過去
の時点までに」を表す形。ピートがクビになったのが were all
flabbergast より前に起こっていたことを表している。