Radio English Conversation
「説明ルール」で英語を英語として使いこなす
WEEK 3 LESSON 73
形容詞+to不定詞 ①:形容詞と「これから」のto不定詞
FEEL ENGLISH LIKE A NATIVE SPEAKER
KEY SENTENCE
I'll be happy to take you there.
喜んであなたをそこにお連れします。
形容詞の中には、to不定詞と緊密なコンビネーションを
作るものがある。happy はその典型。「これから」をし
ばしば表す to不定詞と結びつき、「(これから)喜んで
~する」という頻用表現を作る。この文は「喜んでそこに
あなたを連れて行きます」。
似た表現に willing to もある。
Are you willing to work overseas?
あなたは海外で働く気はありますか?
willing to は「(要望などに応えて)~するのがイヤでは
ない・かまわない」。happy to と比べれば、喜びの感触は
下がる。
ready(準備ができた)も to不定詞と強く結びつく形容詞。
こちらも「これから」が強く感じられる形容詞。
I'm ready to leave.
出発の準備はできています。
to不定詞と強いコンビネーションを作る形容詞の代表的な
ものが「可能性」を表す形容詞。
It's sure[certain/ likely / unlikely] to rain.
雨が、きっと降ります[きっと降ります/降りそうです/
降りそうもありません]。
※「(これから~する)可能性」を示すこれらの表現が
to不定詞と相性がいいのもうなずける。
GRAMMAR IN ACTION
1 私は喜んでお手伝いしますよ
I'm happy to lend a hand.
※ happy to が使えればOK。lend a hand は「手を貸す・
手伝う」
2 あなたは夜間や週末に働くのはかまいませんでしょうか?
Would you be willing to work nights and weekend?
※ willing と to不定詞のコンビネーション。to不定詞の
「これから」のニュアンスを感じ取る。この文では happy
to ~ は「喜んでしますか?」となり不自然となる。
3 ギャリーはユナをデートに誘うつもりだと言いますが、
おじけづいてしまいそうです!
Gary says he's going to ask Yuna out, but he's likely
to get cold feet!
※ likely to は「~しそう」。ask ~ out は「~をデート
に誘う」。get cold feet は行動の直前にあきらめてしまう
こと。「足が冷えた」からイメージできる意味合い。