Radio English Conversation
名詞の説明ーー関係詞節も「説明ルール」の形
WEEK 1 LESSON 82
名詞を形容詞で説明する
FEEL ENGLISH LIKE A NATIVE SPEAKER
KEY SENTENCE
It was a very mild case ー nothing serious at all.
それはとても軽いケースで、まったく深刻なものではありませんでした
-thing / -one / -body で終わる名詞には頻繁に形容詞が後続する。
この文でも nothing serious となっている。no、some、any を
含んだ nothing(何もない)、someone(誰か)、anyboby(誰でも)
などの名詞は意味が薄く、「どういったものが何もないのか·どういった
人が誰でもないのか」といった説明がしばしば必要になり、形容詞が後ろ
に置かれる。「何もないのです、深刻なことはね」というリズム。
ほかの例も見ておく
I've never met anyone so attractive.
私はあんなに魅力的な人にあったことはありません。
※ never met anyone(誰も会ったことはない)と言い切ってから、
so attractive(そんなに魅力的なのは、ね)と説明
There's nobody I can talk to.
話をする人が誰もいない。
※関係代名詞節による説明
I need something to drink.
何か飲み物が欲しい
※ to不定詞による説明
「意味の希薄な名詞を説明する」ー大切なのはそれだけ
GRAMMAR IN ACTION
1. 私は何か甘いものが食べたい気分です
I'm in the mood for something sweet.
※ in the mood for は「〜が欲しい·〜したい気分だ」ということ。
for に「求める」ニュアンスが感じられる。something で「何か」
と述べたあとに sweet で「甘い(ものを)と説明
2. 最近彼について何か変わったことにお気づきになりましたか?
Have you noticed anything ususual about hime recently.
※「何か変わったこと」は anything unusual。なかなか unusual
(普通ではない·いつもとは違う)は出てこない。notice は「気がつく」
3. 私は彼女に匹敵する語学力を持っている人を見たことがありません
I know no one that matches her language skills.
※意味の薄い no one(誰も〜ない)を関係代名詞節で修飾している。
match は「匹敵する·対等である」という意味でも使える動詞。