結果はともかく見応えあった。
とてもよかった。フィギュアスケート。
あのスピードであの着氷っていう驚きの柔らかさは、
むしろキムヨナさんの方に見られた感じ。
体の大きさや重さを把握し続けるのって、意外に大変なんだろか。
競技として難易度にこだわればこだわるほど、背負うリスクも大きくなっていくのかな。
ただ、4回転とか3回転+半とか、ひとつひとつは凄くても、素人目にはわかりにくい。
挑戦心は好きだけど、挑む姿だけでは物足りないってのが正直な所。
リスクとかプレッシャーを跳ね返したければ、やっぱり何らかの勢いが必要なのかもしれないと、見てて思った。
逆に、見映えに挑んできた人の演技には、一段とすごみが出てきたようだ。
気に入ったのは、跳び終わった後の腕の振り。
スピードがあればいいってだけじゃなく、緩くてもいいもんだって思わされた。
楽しむ事で集中力が途切れずに、地力も発揮できてたような印象だ。
良い勢いがあったと思う。
鐘という曲は、何て重いのを選んだんだろって思ってたけど、
追いつこうとする状況下、負の感情に迫る感じでなかなか良かった。
ひとつひとつのジャンプの前には息をのんで見守った。
でもやっぱりもうちょっと遊び心が欲しかったかな。
たとえばキムヨナさんの007の決めポーズみたいな。
重い曲では難しいかもしれないけれど、たとえば安藤美姫さんの用いたエキゾチックな曲ならば、
ベリーダンスの腰付きなんかをまじえてみても面白そうだとか思っちゃう。
遊びに力を入れすぎちゃうとなんだけど、遊び心って全体的によく効くもののように思う。
正直、競技としてはわからない事が多く、間違った見方をしてるかもだけど、
色々考えさせられるのが、なかなか楽しい。
とにもかくにもお疲れ様。
悔しさもあるだろうけど、おめでとう。
今日も英訳テスト5問。
結果はともかく、これまた考えさせられる。