名はニックさんの おぼえた日記 - 2010年6月29日(火)

いよいよワールドカップ決勝トーナメント1回戦。
強豪国と肩を並べるか、はたまた厚い壁の意識と（4年後世代が）戦わなくちゃいけなくなるか。

選手はもちろん見ている側も、今しか見れない夢の時。
もし自分がそこに居れば、メンタルトレーニングを繰り返し、最高にハイになっちゃってる事だろう。
たとえば1点取られた状況を想定する（当然ありえる事と思う）
この大会は守備傾向が強いそうで、攻めなきゃならなくなると不利を招く。
点が入るまでは好ゲームなのに、その後のカウンターで失点を重ねるチームが少なくない。
1点が倍に感じられるほど重いらしいが、しかし本当に先取点で全てが決まる？
いいや、過去のワールドカップ強豪国はそうじゃなかった。
時間帯にもよるけれど、先制されても攻めなかった国がある。
残り１５分？で追いつけると信じ抜き、延長戦に持ち込んでスタミナ勝ちした例は結構多い。
日本も、守備とスタミナに自信があれば、必ずそれが「強み」になる。
まず大切なのは守備の自信の回復だ。 失点後は全員守備でもいいと思う。１０分もあればカウンターの好機は必ず来る。逆に「落ち着く前に反撃しなきゃ」と焦っては敵の術中に落ちかねない。
どれだけ堅く守られても、最後に一発、コーナーから全員で攻める奥の手もあるし、
「勝ち目」を信じ抜く事が決勝トーナメントの秘訣と思う。

次に誤審。既に幾つも起きてるが、どうやって気持ちを切り替える？
誤審は誰にとっても気持ちが悪く、相手にも強烈なプレッシャーを与えてる。
同じシーンに持ち込めば、脳裏によぎる幻がある種のフェイントになってくれるかも。
凄い選手に泣きそな時は…？きっと凄いプライドの持ち主だから、人数かけてからかっちゃえば？
カッカきてたら一流選手も外しまくる。チームのリズムを崩してくれたら万々歳。
強そうに見えるチームでも、スタミナ切れを隠したり、遅いDFが居たりする。
隙のないチームにも、カードの累積を気にする人が居るかもしれず、何かは「強み」を探せるはず。
自信に満ちたチームには無用な事かもしれないが、敢えて負の感情を想定し、乗り越える作業は大事と思う。
特にこの先は強敵揃い。必ず気負いが生じてくる。
ま、代表に抜かりはないはずだけど。

抜けたのはチャロ。NHK教育に油断した。