スポーツニュースをちょい見していて驚いた。
彼女、ケガしそうな転び方をして見えたから。
「2005年GPファイナル時のジャンプを理想としている」
というのを読んだ時からずっと気になっている。
まさか、前へ上へと向かわずに、足元気にしてるって事はないはずだけど…
理想として掲げられている「2005年GPファイナル」の演技を久々に見た。
たしかにすごくいいと思う。
でも、正直、そこに載ってたコメントの方にむしろ共感を覚えてしまった。
「この頃の真央ちゃんは本当に妖精のようにかわいい。
でも今の真央ちゃんはエレガントで美しくてもっと好きだ」という部分。
この5年、ずっと成長してきたはずだ。
なのに5年も前にさかのぼるってのは、それを否定しちゃってないだろうか…
世界一の実績を理想としている事に対しては、誰も間違ってるとは言えないけれど
5年の成果を思う時、一抹の寂しさを抱え込んだりしないだろうか…
昨シーズン、勝てなかったかもしれないけれど、悪かったわけではないと思う。
ただ、トップランナーとして、際どく危うい領域に踏み込み戦っているかのようであり
たとえ半回転でもギリギリの所まで引き絞り、キューッと張り詰めてるかのような印象は受けた。
ふわりとした持ち味が好きなんで、もう少し遊び(ゆるみ)を見たいとは思ったけれど
しかしそれがなくても十分に美しかったのは間違いなく、昔に戻る理由がわからなかった。
まぁ採点基準もよく知らない素人なんで、わからなくって当然で。結果を楽しみに待つだけで。
今年はさらに大変そうで…?
勝ち逃げ気味のライバルの不在、次々突き上げてくる下からの追い上げ…
見えないプレッシャーが山のようにある中で、どんな強さを見せてくれるのか。
支えるバネは強くしなやかに見えるけど、もう一度、前へ上へと向かうのか。
時々録り忘れちゃってなんだけど、結果を知ってても今日は録る。
What will it do for me?
目が離せないんだからしょーがない。