<BBCニュース7月4日>
UK election is nearing its end - here's what you need to know
イギリス総選挙が終盤にさしかかる 知っておくべきこと
◎要旨
イギリスの総選挙は7月4日木曜日でスナク首相が野党労働党のスターマー氏と争う。両者は最後まで勝敗の鍵を握る浮動票を追い求める発言を発している。現在は労働党がかなり有利な情勢で保守党は労働党の絶対多数を警戒する。極右のリフォームUKはファラージ氏の復帰に支えられている。
労働党は過去14年間の選挙で連敗し、2019年の選挙では左派の党首コーエン氏の下で大敗しているので、予想は難しい。スターマー氏は庶民の生活水準の向上を最大の優先課題としており、自営業者や兵役義務期間の若者の減税を主張している。
選挙後半では移民問題も議論されている。
Millions of people across the UK are readying themselves to vote in Thursday's general election, as Prime Minister Rishi Sunak battles to keep opposition leader Sir Keir Starmer out of 10 Downing Street.
Mr Sunak's Conservatives and Sir Keir's Labour Party have spent the final days of the campaign reinforcing their key messages in a bid to win over wavering voters.
Faced by poll after poll indicating a sizeable lead for Labour, the Conservatives are warning voters against allowing their rivals a huge majority – with one minister conceding that he expects a landslide. They also face a threat from right-wing party Reform UK, buoyed by the return to front-line politics of Nigel Farage.
★語句
buoyed by ~に支えられる
◎私見
EU離脱がインフレ加速など様々な経済的弊害の元凶なのに、ブレグジットを強力に提唱したファラージ氏の人気が落ちていないことは私にとっては謎である。彼は、口先男の典型のような気がするが、イギリスの政治に疎いだけなのかもしれない。彼に一定の人気のある理由を御存知の方、是非教えてください。
韓国も文政権での住宅価格高騰を尹政権は変えることはできず支持は低迷しています。日本でもクロダが10年かけて実現した超円安政策を止めることは、政権交代でも実現困難でしょう。覆水盆に返らず。
労働党は412議席・保守党は121議席のようですね。(残り2議席の段階)ただ、労働党が勝ってもEU脱退を覆す行動はしないようです。
民主主義の良いところは、政治の過ちを修正する機能があることです。中国共産党にはその機能がないことが問題ですが、民主主義になってもプ-チンやネタニヤフの暴走は止められません。
本当の民主主義を維持し、国民の願いに沿う政権を作ることが大変なのでしょうね。