＜BBCニュース8月8日＞
State of emergency declared as Ukraine launches raid into Russia
ウクライナがロシアを襲撃し非常事態宣言
◎要旨
ウクライナ軍が2日に渡りロシア領内を襲撃しため、クルスク州で住民の避難勧告や外出自粛令がだされた。ウクライナの越境攻撃は2022年以来である。ウクライナ軍はロシアからEUへのガスパイプラインのハブを占拠したと主張する。ロシア政府は事態が沈静化したというが、ロシアの軍事ブロガーはウクライナの侵攻は続いていると主張する。
A state of emergency has been declared in the Kursk region of Russia, as a rare cross-border attack by Ukrainian troops continued for a second day.
The acting regional governor, Alexei Smirnov, said the move was necessary "to eliminate the consequences of enemy forces coming into the region".
Thousands of people have also been evacuated from border areas, Mr Smirnov said earlier, adding that doctors were being drafted in from other cities.
Earlier, President Vladimir Putin accused Ukraine of launching a "major provocation" after Moscow said hundreds of troops crossed the border near the town of Sudzha, 10km (six miles) from the border, on Tuesday morning.
★語句
preventative 予防的な
◎私見
今回の攻防はウクライナのハルキウの北側にあるクルスク州で発生している。ウクライナとの国境から近いうえに、原子力発電所もあるなど、標的にされやすい場所だ。これまでは、空軍力に差があり、ロシアがウクライナを攻撃していたが、F16の到着で戦況が変わるのかもしれない。平和は、攻撃して勝利しないと勝ちとれないことがウクライナ戦争でも証明されてしまうのかもしれない。
ロシアも力を温存しながらウクライナと戦っているわけでもないので、対抗策がどこまであるのかは気になるところです。
戦争は国民が犠牲になると言われていますが、他国を攻撃している間は、戦場に送り込まれる一部の人に負担が偏り、多くの国民は戦争を喝采している気がします。昭和初期を巡る日本の歴史教育はまちがっているのではと、原爆投下や終戦の日を迎えると強く感じるようになりました。
日本は健康100歳時代を目指しているものの、還暦を過ぎると好きなことができる時間はせいぜい15年だと言って仕事からの解放を選択する人も見かけるようになりました。個人的には社会の役に立つこともしたいのですが、平和への貢献は難しそうですね。
その時に勝ったとしても、またいつか戦いは続くでしょう。
こんなに科学が発達し、便利な社会になってもそれだけは変わらずに続いている感じがします。
日本は健康100歳時代を目指しているというのに、命を縮めあっている世界があるとは・・・