★весь ヴィェースィ すべての 【定代名詞】
うしろにつく名詞によって形が変化する。
весь +【男性名詞の単数形】
(例)全世界 весь мир
一日中 весь день[対格]
вся +【女性名詞の単数形】
(例)全国 вся страна
всё +【中性名詞の単数形】
(例)全身 всё тело
ずっと всё время [対格]
все +【全ての性の名詞の複数形】
(例)全ての人々 все люди
★всёとвсеはこの1単語だけで【名詞】になる。
☆всё スフョー 「すべて」
中性名詞で、単数扱いである。
(例)Всё понятно. 全部わかった。
Всё в порядке. 万事順調。
Всё.(= Вот и всё.) 以上おわり。(述語の例)
Для меня вы всё. 私にとってはあなたが全てだ。
☆все スフィェー 「全員」
こちらは複数名詞である。
全ての人々 все люди のлюдиが省略されたと思えばいい。
(例)Вы все были правы. あなた方全員が正しかった。
★всёは「相変わらず/ひとえに/それでも」などの【副詞】にもなる。
(例)Всё ещё идёт дождь. 相変わらず雨が降っている。
Это всё из-за тебя. ひとえに君のせいだ。
Всё-таки японцы трудолюбивые.
それにしても日本人は勤勉だ。
※ロシア語の印刷物ではёは普通еと書かれていますので、私はいつもвсёとвсеが混乱してしまいます。