4월9일(토요일) 김연아처럼 21페이지부터 24페이지(상)까지.
세상에서 가장 즐거운 놀이
<あらすじ>
世界でもっとも楽しい遊び
夏休みのスケート教室に通った4週間はたちまち過ぎてしまった。来年の夏休みにまた来ようという母に、それまでどうやって待てばいいのかとかみつくキムヨナ。家に帰ってもスケートのことばかり考えている。姉と二人で何度も「夏休みまで待てない」と母にねだった。そしてついに母がマスタークラスに申し込んでくれた。姉と二人で毎週3回10ヶ月間のマスタークラスに通った。
フィギュアスケートを習う前にバレーやバイオリンも習ってみたキムヨナだが、たいして面白いとは思わなかった。ところがスケートをしに行くのは、まるで遊びに行くかのように浮かれた。時間がたつほどにもっと楽しくなるのだった。マスタークラスに入る日、父が白いスケート靴を、母はスカートとストッキングをプレゼントしてくれた。うれしくてピョンピョン飛び跳ねた。幸せの頂点にいた。
<語彙>
금세:たちまち
풀 죽다:しょげている
달래다:なだめる,慰める
시무룩하다:ふくれっ面になる
(으)ㄹ 만큼:~するくらい,~するほど
코치님:コーチ
~도록:~するように,~できるように,~するまで,~するほど
신난다:やったー
발레:バレエ
바이올린:バイオリン
연주:演奏
지루하다:退屈だ
별로:さほど,たいして
꼭 놀러 가는 것처럼:まるで遊びに行くかのように
신이 나다:浮かれる
~ㄹ수록:(すれば)するほど,(であれば)あるほど
~ㄹ 줄 모르다:~するのも知れず,~することを忘れる
꺼내 놓다:取り出しておく ※놓다:補助動詞:~(して)おく
팔짝팔짝 뛰어다니다:ぴょんぴょん飛び回る(跳び回る,走り回る)
<難読文>
언니와 나는 좋아서 어쩔 줄 몰랐다.
父からスケート靴を貰って「姉と私はうれしくて」まではいいけれど、その後がなかなか難しかった。辞書で어쩌다(どうする)を引くと「어쩔 수 없다」で「仕方ない,やむをえない」という意味がある。しかしここは肯定的な文脈であり、これじゃないだろうと思った。ならばと모르다を引いてみる。すると「-ㄹ 줄(을) 모르다」で「~できない,~するだろうと思わない」というのがあった。
うーむ、どっちもしっくりこない。姉と私はうれしくてどうするだろうと思わない?日本語になってない。あーどうすればいいかわからない!と思った瞬間、それじゃん!
「姉と私はうれしくて、どうしていいかわからなかった」
それはつまり「姉と私はうれしくて仕方がなかった」ともいえるんじゃないか。
<感想戦>
キムヨナ自伝(子ども用)へのチャレンジは一ヶ月以上の間が空いてしまった。でもちょうど第1章第2話のはじめからなので戻りやすかった。第1章第1話の頃は実力以上の挑戦を恥をさらしつつ書いていくことの難しさも知った。
あまりに辞書で逐次訳をしすぎ、木を見て森を見ず状態でもあった。そのページを見せたいくらいだ。書き込み量がハンパじゃない。でも今回はロンブ・カトー氏の著作を読んだこともあり、逐次訳をやめてとにかく1パラグラフ程度はザッと読んでみることにした。そして知らない単語や分からないが訳のキーワードと思えるところに線を引いておいて、後で辞書を引く。若干読むスピードも上がったような気がする。
一ヶ月インターバルを置いたことで、逆にこの作業の楽しさが実感できた。楽しい。やはり楽しい。スラスラとは読めていないが、以前の自分と比較すれば明らかに読めている。コンテクストのある作業は記憶力の力強いコーチだと確信できる。やはり興味のある内容を外国語で読むというのは何ものにも換えがたい独学の友だと思った。
キムヨナ自伝(子ども用)は私にとってはこれ以上ない教材ですね。キムヨナが好きなのもありますが、日本語訳がいまのところどこにもないのも建設的な作業に思えたりして。「自力で読むしかない状況」が自分に合ってるような気がしてます。
一巡して再度単語調べというのは目からウロコです!私は無意識に一回読んだらそれで終わりと思ってましたが、テキストも3回やるわけだから、リーディングも繰り返しですね!さすがに本文書き取りはきっついけど(笑)。二巡目はきっと一巡目の曲解・超訳にいくつも気付くでしょうね。
まんがって手がありましたね。ハングルのドラえもんは持ってるんですが、中国語で面白そうなの探してみます。実は小中学生時代はマンガクラブとイラスト部の部長だったんですよ(笑)。
いつも手元には置いてあったのですがサボッてました(((^^;
難読部分はそのまま日本語に置き換わらないときが多いですね。それとまだ知らない文法だったり複数の意味がある場合かな。
曲解や超訳もしたりするけど(笑)、それはそれとして記録・記憶しておければという気持ちです。そういうのこそ次に自分で正解を発見したとき記憶の強い助けになると思って。
自力で読むしかない状況で、そういえば子供のころに
兄や親の本など、意味が分からない語が出てきても
筋がおもしろかったら気にせず読んでいたなぁ…と懐かしかったりして。
ひと通り読んだので、読みとばした単語調べの最中なのですが
自分が(こうかな?)と思っていた文のニュアンスが違っており
驚いたりするのが、また楽しいです。
セリフの多いマンガなどで、中国語バージョンがあれば
とっつきやすいかもしれませんね。そのまま応用して使えそう。
久しぶりのキムヨナ自伝ですね。
wataruさんの難文読解の奮闘ぶりを微笑ましく読ませていただきました。
頑張っていらっしゃる様子が励みになります。
いつも読ませていただいています。
これ元が子ども用だから子どもが喜ぶ表現になってるのかもしれないですね。
大人用の自伝の予行演習のつもりで最後まで読み通したいと思います!
喜びの表現、色々あるなぁと改めて思いました。