K先生のレッスンです。
今日の前半は、とても難しかったです(>_<)
事の起こりは、些細なことでした。
私の前にレッスンを受けている友達が、帰り際に
「じゃぁ、kudaちゃん、またねぇ~」と言ったので、
私も「じゃぁ、また~」と言いました。
・・・これが後々私を困らせることになるとは、露とも思わずに、です。
これを聞いていたK先生が私に質問してきました。
“What does 「じゃぁ」mean?”
えっと・・・そ、それは( ̄▽ ̄;)ゞ
これは、大変です。「じゃぁ」って、どうやって説明するのよ。
意味なんてある?
なんか、こう、ノリじゃないの? 流れで言ってるだけじゃないの?、「じゃぁ」って。
It means “And” or “So”・・・言いながら、なんか違う気がします。
うーん、しっくりくる言い方ないかなぁ。
一休さんの“ポクポク木魚”が私の頭の中で右から左へ鳴っています。
そして、突如出てきた“チーン”
“Well,or Well then”
これは、我ながら上手く言えたと思います。先生もわかってくれました。
Thank you 一休さん\(^o^)/
しかし、これでは終わらなかった!!!
K先生:「またね~」と「また~」の違いは何?「ね~」は何?
ね~って、・・・( ̄▽ ̄;)ゞ
「ね~」なんて、ますます意味なんてないじゃないの。
「ね~」は、「ね~」以外の何物でもないのですよ。
しかし、日本人の端くれとしては、説明責任があります。
We use 「またね~」・・・、between women,children,friend
It is more softer than 「また~」
「ね~」is soft impression.
ああ、また言いながらなんか違う気がする。
一休さーん。お願いしますよ~。
そして、再び、一休さん現る!キタ━━(゚∀゚)━━!!
「ね~」is similar to“right?”,I think.
もうこれが限界です。
しかし、まだまだ終わらない。
K先生は日本語の辞書を出してきて、調べ始めます。
Q1「またね~」はフォーマルなのか?
A1 違います。カジュアルです。
Q2「また~」はフォーマルなのか?
A2 フォーマルと言いきれないこともないが、カジュアルでも使っていいです。
ここから、更に難関がやってきます。
Q3 日本語の辞書の例文「お先に失礼します」これは、何か?
A3 ・・・(なんちゅー例文を載せてくれたんだよっ!)
It's the most fomal impression.
Q4“お先に”って何?
A4 (“after you”・・・じゃないなぁ。
“お先にどうぞ”と言う意味じゃないからね。)答えられず。
A5“失礼”=impolite なのに、何故最もフォーマルな言い方なのか?
帰る時に失礼な振る舞いをしたり、失礼な事を言うのか?
Q5 違います~(T_T)
これは、日本の文化・慣習から説明せねばなりません。
「失礼します」は、Excues、Sorry、apologize,みたいな感じで、
日本人は相手に対して自分が何か不手際があるんじゃないか(実際は、ないけれど)と気遣っているのです・・・
目上の人やお客様に対して、「先に帰ってごめんなさい」という気遣いですよ。
何も悪くなくても「ごめんなさい」「すみません」と言うのが日本人です。
だから「お先に失礼します」はとてもフォーマルな言い方なのです。
というようなことを、片言で延々と説明しました。自分でも何言ってんだかわからなくなりましたが、先生はなんとなくわかってくれたような・・・
これって、私のレッスンじゃなくてK先生のレッスンだよね?
日本語は、一つの言葉を状況に合わせて変えていくことが多いですよね。
「すみません」は謝る時に使うこともあるけれど、「ちょっといいですか~」という意味で使うこともありますし。
「おじぎ」も難しいみたいですよ。頭を下げる角度がわからないそうです。
角度を考えながら「おじぎ」や「会釈」したことなんてありませんよね(笑)
逆に私は、手をあげる仕草が苦手です。
Hi! と言いながら軽く手をあげる・・・どれくらいの高さまで手をあげたらいいかわからないのです。自然に腕を曲げることができず、ぎこちなくて、たまにイヤになります。
韓国語は「お先に失礼します」があるのですね。
今日、韓国の方とお話してたら、「洗濯機」は韓国語でも「センタッキ」と言うのですね。びっくり!!冷蔵庫は「レイチャンコ」(というような発音だったと思います)
コヤンイさんのコメントを読んだ後だったので、とても納得しました。
「そもそもこんなこと言わない」というものを説明するのは難しいですね。
文化や慣習にさかのぼって説明をしようとすると、相当な英語力が必要になります。
今は、辞書を引きながら単語を並べるぐらいしか説明できないのですが、もう少しまとめて話せるようになりたいです。
K先生愛読の日本文化を紹介する新聞は、時々、怪しい内容があって、英語が出来たとしても解説出来ないようなことが書いてあります。
いまだにサムライが歩いていて、フジヤマとゲイシャが名物だと思ってる人がいても無理はないと思いました。
楽しんでいただいたようで、何よりです。
これからも一休さんを育てて、お笑い道まっしぐら・・・???
いやいや、英語に精進いたします。
私の一休さん。その後、ずーっとだんまりでした。
休憩しないように、もっと勉強しなくてはいけませんね(笑)
きっと同じような状況になったらteaさんの一休さんだって、バッチリ現れると思いますよ。何気ない日本語を英語に置き換える練習をすると、不意打ちにも対応できるかもしれませんね。「いただきます」「ごちそうさま」なんて、英語にないものねぇ~。
なんて説明したらいいのやら???
全く意識していないことほど説明の難しいものはありませんね。
「何故そうなるのか」なんて考えたこともないのに質問されるなんて、びっくりしました。
先日の「フコイダン」といい、K先生の質問は本当に難しいですわ。
言葉の違いは、生活習慣や考え方の違いにつながっているのですね。
主人に聞いたところ、やはり「お疲れさまでした」に該当する挨拶はないとのこと。
帰り際の挨拶としては、Have a good night! ぐらいですかねぇ・・・。
お疲れ様は、過去のことに対して言うけれど、
Have a good night! は、未来のことに対して言うのですね。
今、気がつきました。言葉って面白いですね。
私と同じ気持ちになって日記を読んでくださって、ありがとうございます。
英語を勉強していて、まさか「じゃぁ」や「ね~」の説明をする日が来るとは思いませんでした(笑)
説明している時は、全然面白くありませんでしたが、
日記にしてみたら、自分でも面白いやりとりをしたなぁと笑えました。
一応、説明を試みる姿勢だけは持ち合わせているのですが・・・
持ち合わせてるだけでした(笑)
K先生の好奇心は、私にとってもいい勉強になります。
今、錦織選手の試合をテレビで見ているところです。
アレックスさんも見てるかな??
英語の世界では、こんなことが起こるんだ〜と、
感心しながら読ませていただきました。
韓国語は、似た価値観や文化があるのか、じゃあ、も、
お先に失礼します、も、ちゃんとそういう言葉がある
ので、困りません。
たま〜に、日本人・日本語との違いを発見して、
驚いたり、楽しんだりしています。
日本人には、やはり馴染みやすい・学びやすい
言語だと感じます。
私も以前、「お先に失礼します」は英語で何て言うかなぁ?と考えて
Excuse me to go back home before you.
なんて変な英文を作ったことがありますが、そもそも英米人はこんなこと言わない!
kudaさんのおっしゃる通り、文化・慣習から説明しないとわからないですよね。
片言でも説明できたなら、いい練習になったと思います。
私も、日本文化を説明できるように、練習しておこうっと。
kudaさんの中の一休さん、きっとアメリカで生活するなかで
少しずつ育ってきてたんだと思います♪
頑張って、もっともっと大きく育てて下さい^^
言語って、大変奥深いものなのですね~
それにしても、kudaさんの頭の中の一休さんは
「すばらしい!!」の一言です。
私の頭の中の一休さんは、きっと「ただいま休憩中です」と
でてきてくれなかったと思いますよ。
K先生は、本当に日本語に興味をお持ちなんですね・・
本日のレッスンの先生はkudaさんだと思いますよ~♪