薔薇のルサンチマンさんの おぼえた日記 - 2020年7月4日(土)

☆ 日本の政治情勢はずっと曇りです。
The political situation in Japan has been cloudy.
Die politische Situation in Japan war trübe.
La situazione politica in Giappone è stata torbida.
La situación política en Japón ha sido turbia.

■ それは政治的活動の主体が瓦解している事による。全ての問題は全て主体の問題なのだ。
　連合が小池を支持している？･･･ありえないだろう。労働運動の自殺行為だ。
　これは現実の日常生活の場において、実質的に言論思想の自由が奪われている事を意味する。国家権力が直接的な弾圧をするまでもなく、日常生活の場で、批判的な言論と思想は陰湿な方法で取り締まられてしまうのだ。香港に自由がないのではない。逆だ。日本では主体が弱いのだ。香港ではジャーナリズムへの弾圧があるが日本ではない？まさか。本質は寧ろ逆だ。日本ではジャーナリズムが政府の手によってではなく、自らの手で自己規制しているのだ。だから政府による直接的な弾圧が見えにくいだけなのだ。主体が強い所では政府の弾圧は露骨に見える形で現れる。それが沖縄だ。批判的主体は日常生活の場で石つぶてを投げ付けられる。それが日本の政治情勢が曇っているという事だ。