2月になり自分の実力について思い違いをしていたことに気づく。2010年2月末、バンクーバーオリンピックのキムヨナ金メダルを記念してハングルを始めた。もうすぐ丸2年になる。
なんだか最近、中級の自分をイメージして教材を探したりしていたが大きな間違いだ。
いまのラジオハングル講座だけで考えると応用編がマッチしてると思う。しかし読む・書く・聞く・話すという総合力で考えると、まったく中級に達していない。
特に聞く・話すに関しては初級も初級、まだ土俵に上がっていないともいえる。
話すのは相手が必要なので難しいが、聞いてわかるかどうかは自分で判定可能だ。だから今年は聞くことを重点目標のひとつにしたい。
そのための教材は初級以外にありえない。初級の教材が聞き取れなければ先がない。幸いCD付きの初級教材は腐るほど持ってる(笑)。正直ちゃんと最後まで聞いてきた教材なんてほとんどない。
聞き取りはまとまった時間が必要なので環境を調えるのが難しいが、そんなことは瑣末ないい訳かもしれない。
この期に及んで、旅行会話用の教材がいいかもと思っている。文法も一通り知っている今だからこそ、旅行会話教材というのは非常に有効な気がする。
わけもわからず丸覚えというタイプの即席会話本(笑)。あれを意味がわかった上で聞き取るというのはなかなか面白い試みかもと思った。さらに旅行したくなったりすれば一石二鳥だ。
文章なり会話なりにそこそこボリュームがあって(細切れの短文ばかりのものは文脈がないのできつい)、聞いていて面白い初級レベルの音声教材という視点でなにか見つけて始めたい。
3年目というのは学生ならば受験が控えているレベルだ。高校受験の中学生は3年前にはじめて習った外国語で受験するのだ。それだけの年月の重みというものを自覚しなければならない。
学生だって毎日英語ばっかりやっているわけじゃない(そういう人もいるけど)。授業だけで考えれば、毎週3コマなら週150分程度しかやらない。リスニングはもっともっと少ない。そんなレベルだ。
受験するわけじゃないが、3年というのは学生時代と比較できるタイムスパンなので、老い先短い身としては3年という区切りはちょっと大切にしたいと思う。そして続けることがやはりもっとも重要なのだ。