今年中に瀋陽がらみの集いがいくつかあります。一つは私が戦時中通っていた小学校の同窓会。この学校は高千穂小学校といいます。九州に現存する高千穂小学校を訪問し、引き上げ船の終点の最大の港佐世保も訪問します。ただ私の乗った船は佐世保でなく舞鶴でした。またこの同窓会は東京でも集まります。同窓会は高齢化し、総会は維持できなくなり一番若い私たちの世代中心に集まるようなりました。同窓会といっても、私の年代だと記憶は共有しますが、昔付き合った記憶はありません。ですから帰国してから付き合うようになった友人が何人もいます。もうひとつは瀋陽教師同窓会、数年前日本語教師をしていた人たちの会です。
再び大陸に雄飛するという満州浪人としての夢はしぼんできました。往生際の悪いの私の長所で、それでも何かに備えロシア語の勉強は続けます。地道に数学の勉強に戻ります。専門家ら少し離れた分野も勉強します。いまさら研究には戻れないでしょうが、勉強してみます。これまた往生際の悪さでしょう。
一時的に同居している二男夫婦の赤ちゃんが可愛いです。沐浴させている姿を見て、4人の子供を育てた40年以上前を思い出します。