おぼえた日記

2012年2月28日(火)

エリオットの、The Waste Landとは、アーサー王伝説のパロディであり、そのなかに登場する、「荒廃国」が、Waste Landなのである。この詩は、ジョイスの『ユリシーズ』の向こうを張って書かれたのであり、ドイツ語、フランス語が入り交じる多言語のテクストである。テクスト意識として、近いと思われるのは、ドナルド・バーセルミの『王』である。 (http://www.mars.dti.ne.jp/~rukibo/nikki10/nikki1009_1.html)

だそうです。
私はといえばご他聞に漏れず、「四月は最も残酷な月……」 で始まる第 1 の詩 「THE BURIAL OF THE DEAD」だけを読んで、ズブズブの感傷に浸った一人です。

APRIL is the cruellet month, breeding
Lilacs out of the dead land, mixing
Memory and desire, stirring
Dull roots with spring rain.
Winter kept us warm, covering
Earth in forgetful snow, feeding
A little life with dried tubers.
Summer surprised us, coming over the Starnbergersee
...

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