Leonaさんの おぼえた日記 - 2017年12月10日(日)

A wild fire had broken out Monday evening in Southern California.
The dry Santa Ana winds were expected to rage these area through the weekend.
Fire spread very rapidly and by Thursday morning it had destroyed
more than 440 houses in Ventura county and other counties.

キャリフォルニアに住んでいる限り山火事の恐ろしさは毎年感じている。
広がる山火事の原因はいろいろ考えられている。異常気象、無計画な住宅開発、遅々として進まない政治的な対策などなどだ。

今回の山火事も砂漠からのすごい強風で乾燥した山にすぐに火事を誘発した。
最初の火事は我々の住んでいる地域から２時間ほど遠いところで起こった。
その火事は少しずつ鎮火されてはいるがまだ燃え続けるほどの強烈な勢いで多くの家屋を焼失した。

はじめは結構遠いところで起こっているので安心していたが、その火の粉が強風に乗って方々の地域に飛び火し数々の山火事に発展。そのうちの一つが、我々が住んでいる１０分ほどの丘に移った。
それまでも遠くで起こっていた火事の煙や灰で外気が薄暗く外が見えにくい状況だったがこの近くの火事では、停電、煙、汚れた空気がさらにすごくなった。

その時はそんなに緊急ではなかったが、夫の足が最近弱っていることもあって我々は 友達の家に早めに避難させてもらうことに決めた。その後消防署から我々の地域もすぐに避難できるように準備しておくようにという通知が来た。
とてもそれからでは間に合わなくなりそうだったので早めの避難の判断は正しかったようだ。
幸い近くの火事は３日ぐらいで８５％ぐらい鎮火できたので帰宅した。空気もだんだん綺麗になってきたのでもう大丈夫だと思う。

実はこの近くで起きた火事は３月まで住んでいたベルエアーという地域で起きたので、もし現在もそこに住んでいたらきっと今よりもっと恐ろしい思いをしていたのではないかと心底ホッとしている。この地域は山火事危険地域に指定されているところなので、毎年ブラッシュクリアランスをして、火事予防には勤めていたが、避難道路も一本道だしヒヤヒヤしていたのが本心だった。

火事で家や財産を失くされたたくさんの方のことを考えると手放しには喜べないが、今回我々はとてもラッキーだったと感謝している。と同時に火事の度に素晴らしい活動をしてくれている消防士の方々にも感謝したい。