Entdeckungsreise der deutschen Sprache 2 ドイツ語発見の旅 2(再)
Lektion 17 過去形・現在完了形
<チャレンジ>
それを私は知りませんでした。
Das wusste ich nicht.
※ wusste:wissen の過去形。wissen - wusste - gewusst
ラテン語の vidēre(見る;過去分詞は visum)と同じ語源
◆ 過去現在動詞:現代語において直説法現在の形として使われている動詞。
話法の助動詞もここに含まれる。
z.B. wissen「知っている」
中世ドイツ語の wiʒʒen「見る」の過去形 weiʒ「見た」
⇒ 現代語の現在形 ich weiß「(見たので)知っている」
※ 過去のことを表すのに現在完了形よりも過去形が好まれる。
z.B. Das habe ich nicht gewusst. よりは Das wusste ich nicht.
(それを知らなかった = 今は知っている)
◆ 注意したい不規則動詞の三基本形
bieten「与えようと申し出る」
bieten - bot - geboten(Gebot「戒律」:神に与えられたもの)
bitten「頼む」
bitten - bat - gebeten(Gebet「祈り」:神に頼む)
~~~これはややこしいぞ!
liegen「横たわっている」liegen - lag - gelegen
sitzen「座っている」sitzen - saß - gesessen
stehen「立っている」stehen - stand - gestanden
※ 自動詞と他動詞の対では、自動詞の方が不規則変化。
legen「横たえる」setzen「座らせる」stellen「立てておく」は規則変化。
<mini練習>
(1) 私は医者に行かなければなりませんでした。
Ich musste zum Arzt gehen.
※ 話法の助動詞で過去のことを表すには過去形が好まれる。
完了形で書くと、Ich habe zum Arzt gemusst.
(2) 1匹の猫がベンチの上に座っていた。
Eine Katze hat auf der Bank gesessen.
※「座っている・いた」は自動詞なので、不規則変化。
(3) 私は週末、大阪に行っていました。
Ich war am Wochenende in Osaka.
※ 動詞 sein, haben, werden は、完了形よりも過去形の方が好まれる。
<Fehleranalyse ~まちがいさがし~>
(1) ある人が、私に手助けをお願いしてきた。
Jemand hat mich um Hilfe [gebeten].
※「頼む」bitten の過去分詞は gebeten。
(2) きょうは一日中、ベッドで寝ていた。
Heute habe ich den ganzen Tag im Bett [gelegen].
※「横になっている」自動詞 liegen の過去分詞は gelegen。
<英独ひとこと日記>
Time flies like an arrow.
Die Zeit vergeht wie im Fluge.
光陰矢の如し(時間は飛ぶように過ぎていく)。
今朝は自分の朝食と自分の支度しかできませんでした。
きっと、パートのある日はこれからずっと、こんな調子なんだろうな。
ロッカールームでも、帰宅してから洗濯をする、夜洗って部屋干しする、
などという会話を聞いたことがあるから、私もそこに仲間入りですね。
ちょっと眠いけれど、気分転換に楽器を弾こうかな。
座って本を読んでいたら、きっとうたた寝してしまう~~
Die Zeit vergeht zu schnell. を心の底から実感しているところです。
この際、上手下手よりも、自分が満足するかどうかが大事だと思います!
「君子危うきに近寄らず」とも言いますしね。私は君子ではないけれどね(^^ゞ
以前のラジオ講座で Volare, oh, oh~♪ と歌ったのを思い出しました!
volare は「飛ぶ」でしたね! これで、この動詞はばっちり覚えました。
ただ10日の新規感染者も276人に膨らんでおり、会議でも専門家が「すぐに(レベルが)戻る水準で、警戒が必要だ」と強調しました。 チョット早すぎる気がしますが、個人レベルで三密を避けます。
イタリア語は"Il tempo vola." かな。