Entdeckungsreise der deutschen Sprache 2 ドイツ語発見の旅 2(再)
Lektion 18 過去完了形
<チャレンジ>
当時はまだ、大学での勉強を始めていなかった。
Damals hatte ich noch nicht angefangen zu studieren.
▶ 現在完了形:(主に)過去の出来事や経験が現在にまでつながっている。
z.B.
Hast du meine Brille gesehen?
Ich bin mir sicher, dass ich sie auf den Tisch gelegt habe.
「私の眼鏡を見なかった? 机に確かに置いたんだけど。」
(眼鏡が机に置かれている状態が過去から現在まで続いている…ハズ)
▶ 過去形:(主に)現在とは切り離された出来事。物語や履歴書など。
z.B.
Ich legte meine Brille auf den Tisch.「眼鏡を机の上に置いた。」
(眼鏡をいったん机に置いたが、今はまたかけている:現在との切り離し)
▶ 過去完了形:過去時制での完了形。
過去時制なので現在とは切り離されている。
さらに、その過去の時点で、ある出来事が完了・完結している。
z.B.
Weil ich nach dem Weg gefragt worden war, konnte ich den Bus nicht mehr bekommen.
「人に道を尋ねられたので、バスに間に合うことができなかった。」
主文:バスに乗ることができなかった(過去の出来事)
複文(主文の出来事の原因):人に道を尋ねられた(主文よりも前の出来事)
<mini練習>
(1) 私は着いた。友達たちは行ってしまったあとだった。
Ich bin gekommen. Die Freunde waren schon gegangen.
※「私は着いた」のは過去のこと。現在完了形で表す。
待ってくれているはずの友達たちは、その時点ですでに先に行ってしまった、
ということで、過去完了形になる。
(2) シャワーを浴びたあと、朝食をとった。
Nachdem ich geduscht hatte, habe ich gefrühstückt.
※ 主文の「朝食をとった」は過去のこと。現在完了形で。
それに先立ってシャワーを浴びたので(時間的に前)過去完了形で表す。
nachdem(~したあとで)を使って副文にするとよい。
(3) 私が家に着くやいなや、雨が降り始めた。
Ich hatte kaum das Haus erreicht, da hat es angefangen zu regnen.
※ 時間的に「私が家に着いた」のが先、それから「雨が降り始めた」。
「雨が降り始めた」を現在完了形にする。
kaum(~するやいなや)を使って「家に着いた」を過去完了形にする。
<Fehleranalyse ~まちがいさがし~>
(1) 財布を家に忘れてしまったので、もう一度家に戻らないといけなかった。
Weil ich mein Portmonee zu Hause [vergessen hatte], musste ich wieder nach Hause.
※「財布を忘れた」のは「家に戻るはめになった」よりも時間的に前のこと。
「財布を忘れた」は過去完了形が適切。
(2) 君の前に、そんなに上手に英語を話す人はいなかったよ。
Vor dir [hatte] noch keiner so gut Englisch sprechen können.
※「それほど上手に英語を話せる人はいなかった」けれど、君が来たことで
その歴史が終わった、と考える。「君が来る前まで」は「君が来た」よりも前、
過去完了形で表すのがよい。
<英独仏伊西ひとこと日記>
I take honey every morning.
Ich nehme jeden Morgen Honig.
Je prends du miel tous les matins.
Prendo il miele ogni mattina.
Tomo miel todas las mañanas.
毎朝はちみつをとります。
(ヨーグルトにかけて、レンチンして、ホットヨーグルトにしています)
have か take か、で悩みました! 冠詞の有無でも悩みました!
最初、have で英文を作ったのだけれど、独文で nehmen を使ったので、
それ以降の仏伊西は、英語の take に相当する動詞になってしまいました。
なので、最初(英文)に戻って、have から take に変えたのだけど、
何だかちょっと違和感があるような気がしてしまいます…
ちょっと珍しい、ボダイジュのはちみつをゲットしました。奮発しちゃった!
画像のビンは片手に乗るサイズです。
ボダイジュといっても、仏教ゆかりのインドボダイジュではなくて、
はちみつが取れるボダイジュは、セイヨウシナノキというみたい。
(シューベルトの「菩提樹」はきっと、こっちのほうね)
実は、私の誕生花がボダイジュなのです(^^ゞ
このはちみつは、花というよりは木のかおりに近いような気がします。
今度、シューベルトの「菩提樹」にもチャレンジしてみようかな。
そばのはちみつって、確か、黒っぽいのでしたよね? 私は蕎麦が好きなので、ぜひ探して食べてみたいです♪
今朝もボダイジュはちみつをヨーグルトにかけて食べましたよ♪
「菩提樹」のピアノ伴奏は難しいですよね。私は弾けません~~
歌も、歌詞の意味を考えて気持ちをこめて、と考えると涙が止まらなくなるので、ひょっとしたら歌えないかもしれません・・・
私は、そばの蜂蜜の愛用者です。 喉のために。 菩提樹も試してみたいです。
そうそう、過去形も過去完了形もhaveとtakeも冠詞も悩みっぱなしです。
ご自分の誕生花のはちみつって一味違いますね。味わっちゃってください♪
シューベルトの菩提樹、私も大好きです。伴奏、難しいんだけど。。。
心のよりどころだった菩提樹の元を去り、悲しく辛い旅に出る若者に
菩提樹が「ここへ戻っておいで」と呼びかける・・・そんな歌詞に泣けます。