<火曜日はドイツ語の日>
「まいにちドイツ語応用編 2016」
ドイツ語発見の旅 Entdeckungsreise der deutschen Sprache
Lektion 9 接続法2式
<チャレンジ>
私の母語がドイツ語だったらなあ!
Wenn doch Deutsch meine Muttersprache wäre!
(wäre よりも、doch の挿入の方がむずかしかった!)
・動詞 sein は接続法2式の wäre を使う。
・「もし~なら、…なのに」という条件文なので、接続詞 wenn を文頭に置く。
・副詞 doch は「事実は代えられないが、事実を否定できるものならしたい」
という打消しの気持ちを表す(そういうことだったのかー)
・接続詞の wenn を使う場合、副文の語順になる。
📝 ここが大事!
・「明日雨だったら~」のように、実際に起こるかもしれないことには、
接続法2式は使わない。「もしも鳥だったら」「私の母語がドイツ語なら」
のように、現実ではありえない、空想の話として使う。
・接続法2式は、動詞の過去基本形から作る。
z.B.
haben → hatte(過去基本形)→ hätte(接続法2式)
sein → war(過去基本形)→ wäre(接続法2式)
werden → wurde(過去基本法)→ würde(接続法2式)
können → konnte(過去基本法)→ könnte(接続法2式)
おまけ:ドイツ語には3つの「法」がある。
直説法、接続法、命令法
<mini練習>
1) 時間があれば、ドイツに行くのに。
Wenn ich Zeit hätte, würde ich nach Deutschland fahren.
2) あのとき時間があれば、ドイツに行っていたんだけど。
Wenn ich damals Zeit gehabt hätte, wärte ich nach Deutschland gefahren.
3) 君の助けなしでは、それは不可能だっただろう。
Ohne deine Hilfe wäre das unmöglich gewesen.
<FEHLERANALYSE ~まちがいさがし~>
1) お金があれば、ドイツに行けるのに。
Wenn ich Geld hätte, so könnte ich nach Deuschland reisen.
2) もう少しでその試験に落ちるところだった。
Beinahe wäre ich durch die Prüfung gefallen.
<英独仏伊西ひとこと日記> 葡はお休み。
Have you ever read "Don Quixote"?(ドン・キホート)
Hast du schon einmal „Don Quijote“ gelesen?(ドン・キホーテ)
As-tu déjà lu « Don Quichotte » ?(ドン・キショット)
Hai mai letto "Don Chisciotte"?(ドン・キショッテ)
¿Has leído alguna vez "Don Quijote"?(ドン・キホーテ)
「ドン・キホーテ」を読んだことがありますか?
今朝の「まいにちスペイン語」は、
お待ちかね! ドン・キホーテとサンチョの有名な場面が登場しました。
そう、そう、4年前、この放送を聞いたことがきっかけで、
「ドン・キホーテ」を読んだのでした。(もちろん日本語訳で!)
もう一度読んでみたいなあ。話の流れがだいたい頭に入っているから、
初めて読んだときよりも、少しはすらすら読めるようになっている、かも?