おぼえた日記

2024年11月14日(木)

◇ラジオ英会話 2024.11.7&14 L144 現在形①:「広く一般的な内容」を表す

★広く一般的な内容(身の回り)表現は現在形を使う
What do you do for a living? 
I work in marketing. 
I own a restaurant. 
I write novels. 
I live in Tokyo. 
I have two dogs. 
I work out twice a week. 
I leave home at 6:30 a.m. 
Cats are mammals.

こんにちは、バーバラ。ジムの前であなたが車に乗っているのを見かけましたよ。
Hi, Barbara. I saw you in your car outside the gym.

あら、そうなの?
Oh, did you?

ええ。あの車はすごくいいですね。
お金に余裕があれば僕も買いたいところです。
Yes. I love that car. I’d get one myself if I could afford it.
☆afford ~を買う、余裕がある
☆仮定法の典型的パターン:If節内で過去形、結びにwould

安くはなかったわよ。
It wasn’t cheap.

ところで、あなたはどんなお仕事をしているんですか?
What do you do for a living anyway?

不動産関係の仕事よ。
I work in real estate.

管理職ですか?
Are you a manager?

まあ、そんなところね。私は不動産のエージェントをしているの。
Sort of. I’m a real estate agent.

わあ、それはすごいですね。だとすると、いつもお忙しいでしょうね。
Wow, that great. That must keep you pretty busy.
☆keep you pretty busy「目的語説明型」

そう言ってもいいかもしれないわ。私の仕事はとてもストレスが多くて。
だからいつも運動しているの。
You could say that. My job is very stressful.
That’s why I work out.

僕もそうでなんですよ。
Same goes for me, too.

◎Target Forms

あなたはどんな仕事をしているのですか?
What do you do for a living? 

私はマーケティングの仕事をしています。
I work in marketing. 

私はレストランを所有しています。
I own a restaurant. 

私は小説を書いています。
I write novels. 

私は東京に住んでいます。
I live in Tokyo. 

私は犬を2匹飼っています。
I have two dogs. 

私は週に2回運動します。
I work out twice a week. 

私は午前6時30分に家を出ます。
I leave home at 6:30 a.m. 

猫は哺乳類です。
Cats are mammals. 

◎Grammer in Action

私は建物を設計しています。
ホテル・ニューオーニシを知っていますか?あれは私の設計です。
I design buildings.
You know the Hotel New Onishi? That’s my design.

私は1日1リットル水を飲むことにしています。最低限。
何年もルーティーンになっています。
I drink one liter of water a day. Minimum.
It’s been my routine for years.

人間には背骨があります。すべての哺乳類も、実はそうなんです。
昆虫にはありません。
Humans have backbones. All mammals do, actually.
Insects do not.


◇フランス語 応用編  Leçon9  jeudi 14 novembre
Arrias a tout lu 物知り屋アリアス ①

◎今日のテクスト
Arrias a tout lu, a tout vu, il veut le persuader ainsi; c'est un homme universel, et il se donne pour tel : il aime mieux mentir que de se taire ou de paraître ignorer quelque chose. On parle à la table d'un grand d'une cour du Nord: il prend la parole, et l'ôte à ceux qui allaient dire ce qu'ils en savent ; il s'oriente dans cette région lointaine comme s'il en était originaire;

アリアスは万巻の書を読みつくし、なにもかも見知ったひと。そのように吹聴したがるひと。なにもかも知っているひと。周りにそう見られたいひと。沈黙したり、ものを知らないのかと思われるならば、嘘でもつくほうがまだはるかにましなひと。とある大貴族の食卓で北国の宮廷のことが話題となる。すると話し始めるのはアリアス。ほかのひとが何か知っていることを語ろうとするものなら、さっと横入りしてまた話し始めるのもアリアス。遠くの国のことだというのに、まるで自分の生まれ故郷かなにかのように、東西南北どこでも詳しい。

◎語彙説明・構文のポイント
Arrias a tout lu, a tout vu, il veut le persuader ainsi ;
tout(不定代名詞) lireとvoirの直接目的語「すべてを」
le(中性代名詞) 前文の≪ Arrias ~ vu ≫ までを指す。
persuader persuader qc [古風]で「(~を本当のことだと) 説き伏せる、信じ込ませる」。

c'est un homme universel, et il se donne pour tel :
un homme universel 「何でもまんべんなく知っている人」
se donner se donner pour + 属詞で「自分を〜だと人に思わせる」、あるいは「自分は~だと称する」こと

il aime mieux mentir que de se taire ou de paraître ignorer quelque chose.
aimer mieux A que B 「BよりもAをより好む」
que de se taire ou de paraître 不定詞がtel que や mieux que のあとなど、比較表現の補語となっている場合は、de + 不定詞で用いるのが普通
paraître + 不定詞は「~であるように思われる」

On parle à la table d'un grand d'une cour du Nord :
parler de(間接他動詞 ) qn/qc 「~について話す」「~を話題とする」
une cour du Nord 「北の国の宮廷」

il prend la parole, et l'ôte à ceux qui allaient dire ce qu'ils en savent;
prendre la parole 「話し始める、発言する」こと。
l'ôte à ôter qc à qnで「~を[人]から奪う」。

ceux qui allaient dire ce qu'ils en savent
ceux qui allaient dire qc は「~を話そうとしていた人々」
allaient は近接未来形の助動詞 aller の半過去形3人称複数形。「話そうとしていた」動作の継続相が半過去形で強調されている。

il s'oriente dans cette région lointaine comme s'il en était originaire;
s'orienter は「行き先への方位・方角がよくわかっている」。東西南北の方位を知っていることが原義。
comme s'il en était originaire comme si +直説法半過去形で「まるで〜かのように」。originaire de+地名で「~出身の、〜生まれの」

◎Explication de texte
肖像文(文学的肖像)というジャンルの様式にのっとって書かれたテクストです。同時代の典型的な人物像を、風刺と皮肉をこめて描き出すものでした。
17世紀宮廷文学で流行したジャンルの一つでしたが、『ひとさまざま』 の中でも非常に成功した部分ですね。モデルとなっている人物が誰か、 宮廷はうわさで持ちきりになったそうです。
今回のテクストでおもしろいのも、アリアスの性格描写上の表現の工夫ですね。
そのとおりです。アリアスには、周りに対して自分をこう見せたいと思っている姿があり、自分をそんな人物だと思わせるために世間を欺いています。ラ・ブリュイエールは、このことをはっきりと読者に理解させるために、さまざまな工夫をしています。
まず、最初の2つの文で、作者は「アリアスは万巻の書を読みつくし、なにもかも見知ったひと」だと言っています。
しかし、すぐあとで、作者はこのことを否定する主張を示します。
真実はつまり、「〈アリアスは何でも知っている〉と人々に信じさせたいと思っている」ことのほうにある、ということです。次も同じですね。「何もかも知っているひと」として紹介していますが・・・・。
直ちにその説明を撤回し、≪ il se donne pour tel ≫と、アリアスの本 ≪ il aime mieux mentir que de se taire ou de paraître ignorer quelque chose.≫
社交界の中で、人に軽視されたり、軽蔑されることがおそろしい。そうしたら自分の存在はゼロになってしまう。ですから、「沈黙したりばかにされたりするよりは、むしろ嘘をつくことを選ぶ」という結論に至ってしまう。
ラ・ブリュイエールが繰り返し描く人間の虚栄心の典型です。それを作者は、アリアスの示したい虚像を読者にまず示し、すぐにそれを虚像だと読者に示すという手法を繰り返して、表現しているのです。
食卓を囲んでも、ほかの人のことばを遮って、あまり知らないはずの遠くの国の宮廷のことをべらべらと話す。そうした姿の造形にも、アリアスの虚栄心がよく示されています。
アリアスが他人のことばを軽んじ、自身が投影するイメージのみに関心を寄せていることがよくうかがえる描写ですね。アリアスは自己愛の中に孤独に閉じこもっており、現実の認識からいつのまにか遠ざかってしまったとも考えられます。

☆物知り屋アリアスは当時のパリのブルジョアの生活を垣間見るようで面白いですね。ラ・ブリュイエールの風刺と皮肉をこめた文章に当時宮廷ではモデルが誰なのか噂でもちきりとなったそうです。


ひな雪 さん
おはようございます。
アリアスのような人は、少ないですが過去に何度か出会ったり、今も付き合っている人もいます。
「自己愛の中に孤独に閉じこもっており、現実の認識からいつのまにか遠ざかってしまった」という分析に驚きました。そうなのかもしれませんね…。
2024年11月14日 11時44分
pretty naoko さん
おはようございます。

言葉は魔法ですね。
人を楽しませることもできるし、がっかりさせることもできます。
人間は不思議な生き物で、その人の特性を知ると飽きてしまいます。
飽きさせず、話題性を持ってというのがポイントですね。
2024年11月14日 9時07分
Nimp さん
おはようございます。
面白いです。フランスの風刺と皮肉をこめらたお話しは、クスクスと笑えます。
あまり知らないはずの遠くの国の宮廷のことをべらべらと話す。この宮廷のことを知らない人を騙すことは出来ますね。世の中は知らないことばかり、アリアスのような人を信用せず、疑うことが大切ですね。
2024年11月14日 7時26分
この回のテキストを読むと、アリアスと自分は、東西南北どこでも詳しいようにおしゃべりする点で似ていることに気付きました。アリアスと違って、虚栄心なんてないつもりですが。
2024年11月14日 7時16分
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