おぼえた日記

2024年10月6日(日)

【ロシア語】
まいにちロシア語 応用編(2024年度後期)
第2課

● 述語の造格

бытьのような動詞のあとの述語は造格になる
という文法規則。

現在形で「AはBである」という場合、動詞быть
が現れないので、述語は主格であるが、過去形や
未来形になると、動詞бытьが出てくるので、
述語は名詞でも形容詞でも、造格になる。
述語が造格になる動詞はстать「~になる」など
ほかにもある。


Иван был студентом.
イワンは学生でした。


Она была популярной.
彼女は人気者でした。


なお、造格にしない例もあるが現代ロシア語では
造格にするほうが普通。


● слава+与格 「~に栄光あれ」

本文テキストでは
Слава труду!
「労働に栄光あれ!」の表現があった。


現代では次のような表現でよく使われる。

ー Как прошла ореранция?
手術はどうでしたか?

ー Слава Богу, всё хорошо
закончилось.
おかげさまで、すべて順調に終わりました。

слава Богуは、直訳すると「神に栄光あれ」
であるが、現代では文字通りの意味でつかわれることは
ほとんどなく、「おかげさまで」「ありがたいことに」
という意味。
無神論の国であったソ連の時代には、「神」を表す
Богを用いたこのような表現は基本的には使われる
ことはなかった。ソ連崩壊後に復活し、使われる
ようになった。「神」は小文字はじまりで
богと表現される場合もある。



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