Reconcile(調和させる)
Reconcileは、対立する主に2つの考えや見解を調和・和解させることを意味し、一般的にreconcile A with Bの形をとります。
Reconcileに は「仲直りする」という意味もあり、多少フォーマルな響きがあります。
It’s difficult to reconcile work and family life.
(仕事と家庭の両立は難しいです。)
They were able to reconcile their political differences.
(彼らは政治的相違に折り合いをつけることができました。)
It took a few weeks but they finally reconciled with each other.
(数週間かかりましたが、2人はやっと和解しました。)
2) Difficult for someone to accept(〜にとって受け入れ難い)
Difficult for someone to accept は、真実や概念、結果などが受け入れ難いことを表します。Difficult for someone toが「〜にとって〜するのが難しい」を意味することから、「~にとって言いずらい」はdifficult for someone to say、「~にとって理解しにくい」はdifficult for someone to understandのように表し、動詞を変えることができます。
Difficult の代わりにhard を使ってもOKです。
It’s difficult for me to accept that we have to give up on this project.
(このプロジェクトを断念せざるを得ないことは私にとって受け入れ難い。)
I think it’s difficult for me to understand because I didn’t grow up in the U.S.
(アメリカで育っていない私にはそれが理解しにくいのだと思います。)
I can’t make up my mind. It’s really difficult for me to decide.
(決められないよ。本当に迷うな。)
3) Cover(取り上げる)
Coverに は、スピーチやプレゼン、ミーティングやレッスンなどで議題や話題を「取り上げる」という意味があります。例えばミーティングを始める前に「今日は〜について話します」と言う場合は、 「In today’s meeting, we’re going to cover ~.」となります。
In today’s meeting, we’re going to cover the promotion for next month.
(今日のミーティングでは来月のプロモーションについて話します。)
She covered a lot of interesting topics at the seminar.
(彼女はセミナーで面白い話題を多く取り上げました。)
That pretty much covers everything. Do you guys have any questions?
(これで一通り話しができたと思います。質問はありますか?)
4) Has always been(〜はずっと〜でした)
「昔から〜したかった」や「昔からこうなんです」と言うときはhas always beenが使われます。例えば、「昔から〜するのが夢でした」は「It has always been my dream to ~.」、「私は昔からシャイでした」は「I’ve always been shy.」、「ずっとそんな感じだったよ」は「It’s always been like that.」のように表します。
It’s always been my dream to become a fluent English speaker.
(英語を流暢に話せるようになることがずっと私の夢でした。)
He’s really positive and optimistic. He’s always been that way.
(彼はすごくポジティブで楽観的です。昔からそうなんです。)
I’ve always been fascinated by Japanese culture ever since I was a kid.
(私は子供の頃からずっと日本の文化に魅了されていました。)
5) Do over(〜を使って〜する)
「Zoomでミーティングしよう」は「Let’s do the meeting over Zoom.」と言います。Over は using と似た役割を果たしますが、スカイプやZoomを使ったビデオ通話や電話での通話、または電話会議をするような状況で主に使われます。
Can we do the English lesson over Skype tomorrow?
(明日はスカイプで英会話のレッスンをしてもいいですか?)
Recently, I’ve been doing a lot of seminars over Zoom.
(最近はZoomで多くのセミナーを開催しています。)
Do you want to do the meeting over Zoom or Skype today?
(今日のミーティングはZoomとスカイプどっちがいい?)
p.s. 写真は図書館から借りてきた本。
『メートル法を普及させたフランス革命の理念』
じつは、メートル法普及の背景には、フランス革命が大きな役割を果たしています。
メートル法は、フランス革命の直前頃に考案された単位で、フランス革命の理念が普及の後押しになったのです。
フランス革命の主導権を握った革命派からなる国民議会は、メートル法の使用に舵をきり、そのための測量を推進しました。
フランス革命の理念は、自由・平等・博愛です。
国民議会は、単位においても人によってまちまちな体の大きさや歩幅でなく、地球という世界の全員が基準にできるものを使うことが、フランス革命の理念である「平等」を体現できると考えたのです。
今も残る測量の痕跡
実際の測量が始まったのは、フランス革命の真っただ中でした。
フランス最北部のダンケルクから、スペインのバルセロナの1000kmほどの距離を測り、そこから子午線の長さを割り出そうとしたのです。
「世界の全員が基準とできるものを基準とする」というメートル法の理念はフランス以外の国々にも受け入れられました。単位の統一の必要性を感じる国も多かったため、メートル法の使用が次第に広がっていったのです。
その後、子午線の長さをもっと本格的に測ろうという取り組みが行われました。それが、ロシアのシュトルーヴェという人物を中心として行われた測量です。 このときの測量は、フランス革命中に行われた1000kmの測量の3倍近い、2800kmにのぼったといいます。
北極海に近いノルウェーのハンメルフェストから、黒海に近いウクライナのスタラ=ネクラシウカまで、約2800kmにのぼる測量点の跡が、「シュトルーヴェの測地弧」として世界遺産に登録されています。
兜を折って写真に納めたのが好評でした。
日本人ならだれでもが知っている折り紙が好評であったのが、ちょっと不思議、でも楽しかったです。
フランス革命の理念がメートル法にも表れている事がすばらしいです。