中国語

パン・ウェイさんの“食卓”カレンダー

パン・ウェイさんの元気のヒミツは、おばあさんから教わった「食の知恵」。中国には、季節の変化に合わせて体の調子をととのえる知恵がたくさんあり、親から子へと大切に受け継がれてきました。すこやかに日々をおくるための旬の食材とレシピを、毎月ひとつずつ紹介します!(2007年度のテレビ「中国語会話」文化情報コーナーから)

6月25日(月)

鯛(たい)のにんにく香菜風味
〈第3回〉香りと辛味でパワーアップ!
鯛(たい)のにんにく香菜風味(香蒜煎鱼

第3回は“にんにく”に注目します。疲労回復や滋養強壮に効果のあるにんにくは、5月から8月が旬。中国料理ではいためものなどに利用することの多いにんにくですが、実は黒酢に漬け込んだ「にんにく黒酢」が、一般的な使われかたで、どこの家庭にもあるものです。にんにくの皮をむいて黒酢に漬けるだけの簡単なもので、ギョーザや肉まん、ワンタンなど小麦粉料理のタレにしたり。
今回は、この万能調味料をつかって、「鯛のにんにく香菜風味」を紹介します。

パンさんから食にまつわる一言
大蒜是个宝,常吃身体好”(にんにくは宝。よく食べると体に良い)と考えられ、毎日の食卓に欠かせません。

香りと辛味でパワーアップ! 鯛(たい)のにんにく香菜風味
香蒜煎鱼 xiāngsuànjiānyú


■材料(2人分)
鯛の切り身       2切れ
にんにく(みじん切り) 大さじ1と1/2
香菜(みじん切り)   大さじ1
長ねぎ(白い部分)   10センチ
香菜の葉        適宜
サラダ油         大さじ2

■作り方
1) 鯛の皮に深い切れ目をひと筋入れる。
   にんにくと香菜のみじんを混ぜて、切れ目にはさむ。
2) ねぎは長さ5cmに切って縦に開き、千切りにして水にさらし、
   白髪ねぎにする。
3) フライパンにサラダ油を中火で熱する。鯛の切り身を下にして並べ
   入れ、こんがりと焼き色をつける。
   裏返したら、ふたをして火を弱め、中まで火が通るようさらに約6分間
   焼く。
4) 切り身の上に水気をきったねぎ、香菜の葉をのせ、にんにくソースを
   かける。



にんにくソース

■材料
にんにく(みじん切り) 大さじ6(約1玉分)
サラダ油         大さじ6
しょうゆ          大さじ4
黒酢           大さじ6

■作り方
1) 鍋にサラダ油とにんにくのみじん切りを入れて火にかけ、
   中火で揚げる。
2) ボウルに揚げたにんにくのみじん切りと油をそのまま入れ、
   しょうゆと黒酢を合わせる。
   (ソースは冷蔵庫で保存して2~3週間保ちます)


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