中国語

パン・ウェイさんの“食卓”カレンダー

パン・ウェイさんの元気のヒミツは、おばあさんから教わった「食の知恵」。中国には、季節の変化に合わせて体の調子をととのえる知恵がたくさんあり、親から子へと大切に受け継がれてきました。すこやかに日々をおくるための旬の食材とレシピを、毎月ひとつずつ紹介します!(2007年度のテレビ「中国語会話」文化情報コーナーから)

7月23日(月)

スイカの海鮮あえと甘辛漬け
〈第4回〉丸ごとスイカ!で夏バテ解消
スイカの海鮮あえ(夏日拼盘)と甘辛漬け(酸甜西瓜皮

北京の街角ではトラックの荷台に山積みにされてあちらこちらでスイカを売っています。つい最近まで馬車でスイカを売りにくる光景も珍しくなく、北京っ子にとっては夜更けに開いた窓から馬の足音が聞こえてくると「明日は採れたてのスイカが食べられる!」とわくわくするものでした。
今回は、スイカのみずみずしさが涼を運んでくれるレシピです。

パンさんから食にまつわる一言
多吃西瓜,不中暑」(スイカをたくさん食べると暑さに当たらない)「夏天半个瓜,药方不用抓」(夏に一日半個のスイカで薬がいらない)とも言われ、一度にスイカ半個をまるまる食べてしまう人もいるほど人気の食材です。


丸ごとスイカ!で夏バテ解消 その1 スイカの海鮮あえ
夏日拼盘 xiàrì pīnpán


■材料(4~5人分)
【食材】
スイカ          約300グラム
車エビ          10尾
ホタテ貝柱(生食用) 4個
ズッキーニ       1本
なす           1本
パプリカ(黄)      1個
揚げ油         適量
香菜           適量
クコの実        適量

【タレ】
米酢          大さじ4
おろししょうが・塩・コショウ・砂糖 各少々

■作り方
1) スイカを2センチ角に切り、種を除く。
2) ズッキーニ、なす、ジャンボピーマンを2センチ角に切り、
   それぞれ高温の油で揚げる。(油のはね、やけどに注意しましょう)
3) 2センチ角に切ったホタテをサッと湯通しする。
4) 車エビの殻をむき、しっかり湯通しし、2センチ角に切る。
5) ボウルにタレを合わせ、上の食材を入れよく混ぜる。
6) お皿に盛り、上から香菜と水に戻したクコの実を添える。




丸ごとスイカ!で夏バテ解消 その2 スイカの甘辛漬け
酸甜西瓜皮 suāntián xīguāpí


■材料
スイカの皮       250グラム

【漬け汁】
酢            1/2カップ
砂糖           100グラム
豆板醤         小さじ1
塩            少々

■作り方
1) スイカは外側の皮をむいて薄くスライスする。
2) 漬け汁の材料を合わせ、スイカの皮をもみこんで
   そのまま2~3時間置く。(一晩漬けるとさらにおいしい)
3) 冷やした器に盛って召しあがれ。



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