中国語

パン・ウェイさんの“食卓”カレンダー

パン・ウェイさんの元気のヒミツは、おばあさんから教わった「食の知恵」。中国には、季節の変化に合わせて体の調子をととのえる知恵がたくさんあり、親から子へと大切に受け継がれてきました。すこやかに日々をおくるための旬の食材とレシピを、毎月ひとつずつ紹介します!(2007年度のテレビ「中国語会話」文化情報コーナーから)

12月17日(月)

雑穀となつめのおかゆ
〈第9回〉“お腹まんぞく!”
雑穀となつめのおかゆ(腊八粥

パンさんから食にまつわる一言
一天吃个枣,一生不知老yìtiān chī ge zǎo,yìshēng bù zhī lǎo
(一日一つのなつめを食べれば年をとらない)


腊八Làbā(成道会(じょうどうえ)旧暦12月8日)は釈迦(しゃか)が悟りを開いた日とされます。寺院ではこの日に雑穀やなつめ、木の実などを煮たおかゆを仏前に供えたことから、後に民間でも同様のおかゆを食べるのが習慣となりました。これを“腊八粥làbāzhōu といいます。
なつめは「一天吃个枣,一生不知老」yìtiān chī ge zǎo,yìshēng bù zhī lǎo(一日一つのなつめを食べれば年をとらない)といわれ、老化防止や貧血改善にも効果があるといわれます。味付けはお好み次第で甘い味、塩からい味のトッピングで召し上がってください。

“お腹まんぞく!”雑穀となつめのおかゆ
腊八粥 làbāzhōu





■【材料(2人分)
はと麦、もち粟、黒米、もち米   各5グラム
なつめ、小豆、落花生、ぎんなん 各10グラム
重曹                  2つまみ 
水                   適量

■作り方
1) はと麦を水で一晩戻しておく(最低3時間)。重曹以外の材料を炊飯器に入れ2合の印まで水を加えたら、炊飯の要領で炊く。
2) 炊きあがったら大きめの深なべにうつしさらに加熱する。重曹、適量の水を加え好みの柔らかさになるまで煮る。

《塩からい味のトッピング》
ねぎ(みじん)、しょうが(みじん)、揚げニンニク(みじん)
腐乳、冬菜(なければザーサイ)、花椒
※“冬菜”はハクサイやカラシナの葉を漬けて乾かしたもの。

《甘い味のトッピング》
黒砂糖、練乳、ハチミツ、松の実、クルミ(みじん)、白ゴマ、黒ゴマ

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