中国語

パン・ウェイさんの“食卓”カレンダー

パン・ウェイさんの元気のヒミツは、おばあさんから教わった「食の知恵」。中国には、季節の変化に合わせて体の調子をととのえる知恵がたくさんあり、親から子へと大切に受け継がれてきました。すこやかに日々をおくるための旬の食材とレシピを、毎月ひとつずつ紹介します!(2007年度のテレビ「中国語会話」文化情報コーナーから)

5月28日(月)

そら豆のちまき風ご飯
〈第2回〉旬(しゅん)の香り豊かに
そら豆のちまき風ご飯(蚕豆叉烧粽子

第2回は旧暦5月5日の端午節(2007年の端午節は6月19日)にちなみ、炊飯器で手軽に作れる「ちまき風のご飯」です。今回は味のポイントに、さわやかな色合いのそら豆を加えます。
干しえびと干ししいたけのうまみに、たけのこの歯ごたえ、そしてそら豆の香りと甘みが楽しめる、彩り豊かなひと品です。


パンさんから食にまつわる一言
中国では「宁可食无肉,不可食无豆」(肉を食べなくとも、豆は食べよ)と言われるほど、豆は体作りに大切なものと考えられています。

炊飯器で作る! そら豆のちまき風ご飯
蚕豆叉烧粽子 cándòu chāshāo zòngzi


■材料(3~4人分)
【食材】
もち米           1、5合
チャーシュー       80グラム
そら豆           15個
干しえび          20グラム
干ししいたけ       2枚
ゆでたけのこ        50グラム
しょうが(みじん切り)  小さじ 2
香菜(シャンツァイ)   適量
白髪ねぎ         適量
ささの葉・クコの実    各適宜
ごま油           大さじ 1/2
紹興酒           大さじ 1

【調味料】
オイスターソース    大さじ 2、5~3
黒砂糖          大さじ 1
コショウ          少々
五香粉(ウーシャンフェン あれば) 小さじ 1/2
紹興酒          大さじ1
水             50CC

■作り方
1) もち米を炊飯器で少し固めに炊く。
   (分量に対し水220CC程度。炊飯器により加減してください)
2) 干しえびを水に戻し、みじん切りにする。
3) 水で戻した干ししいたけ、チャーシュー、たけのこを7ミリ角に切る。
4) ごま油でしょうが(みじん切り)をいためる。
   香りが出たらチャーシューを入れ、紹興酒を加えていためる。
   さらに干しえび、干ししいたけ、たけのこ、皮をむいたそら豆を加えて
   いためる。
   調味料を入れて少々煮てから、火を止める。
5) 4に炊き上がった1を加えて混ぜ、再び火をつけていためる。
6) ご飯を三角に握り、ささの葉の上に盛る。
   細切りしたねぎ、香菜、クコの実を飾る。

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