I'll have my doctor look at it.
ドクター(医者)に腰を診てもらうことにしよう。
「have+目的語+動詞原形」の目的語説明型。「my doctor が look at it する状況を have しますよ」ということです。「使役構文」と呼ばれますが、前回のmake とは大きくニュアンスが変わります。have は「近くにある」を表す「静かな・動きが感じられない」動詞。I have a fountain pen. は、万年筆を手に「持っている」のではなく、「所有権が自分にある」という何の動きも感じられない文です。この動詞は目的語説明型でも、ある状況を簡単に・当たり前に・さしたる動きや努力なく得る――「単に have する」ことを表します。医師が患者を診察するのは、ごく当たり前の成り行き。だからこの文では have を使っているのです。(×)make my doctor look at it なら、嫌がる医師に強制的に診察させることになってしまいます。