This is everything that I have.
僕が持っているのはこれで全部だよ。
この文では関係代名詞 that が用いられています。基本は今までとまったく同じ「組み合わせ」。先行詞 everything と、I have の目的語にある空所が組み合わされ「僕が持っている全部」です。さてそれではこの that は一体どういった働きをしているのでしょうか。この疑問を解くヒントは that のイメージ「導く」にあります。that(あれ)は、聞き手の注意を、離れたモノに「導く」単語。このイメージがリポート文などで相手をしっかりと導く「つなぎ言葉」の使い方につながっているのでした。皆さんはもしかすると今まで「あれ」「節を導く that」「同格の that」「関係代名詞の that」などと that を「用法」に分けて覚えてきたかもしれません。でも、それではネイティブスピーカーの力を得ることはできません。彼らの中で英語はすべてが自然につながっているのです。