(ありがと!)抱きしめてやりたいキモチだよ!
上の例文は、ふつうの語順だったら
"I could hug you right now."
になります。
でも、"you"を前に出して、例文のような語順にすると、本当に感謝しているんだよ、という気持ちの高ぶりを込めることができるのです。
今回学ぶのは、「不安定な感情」という原則です。今まで、英語は配置の言葉だということを強調してきましたが、それだけに、いつもと違う語順にするだけで、その文に「感情のゆれ」を込める事が出来るのです。これがわかれば、感嘆文、疑問文の感覚もわかります。
感嘆文がいわゆる「倒置」の形なのは、感動するなど心が動いているから。疑問文が倒置の形になるのは、「これを知りたいな…」という「不安定な感情」が込められているから…。
今回は、文に「不安定な感情」を込めることで、表現を豊かにしていきましょう。