I'll call you again when I arrive at the airport.
空港に着いたらまた電話をするわね。
「未来を表す副詞節*では(未来表現は使わず)現在形を用いる」という現象を紹介しましょう。when I arrive at the airport(空港に着いたら)は、I'll call you again を説明する副詞節。厳密に言えばこれから起こることを述べていますが、使われている動詞 arrive――現在形です。それは「空港に着く」が「前提」になっているから。それが起こっていると見なしているため現在形が使われているのです。will や be going to など未来表現が使われないのも、「空港に到着するだろう」といった推測の意味が含まれないためです。*名詞以外を修飾する要素を「副詞」と呼びます。when 以下は「文」を修飾するから「副詞」。節の形式を持つため「副詞節」です。