おぼえた日記

2013年10月11日(金)

★како́в どんな како́в, какова́, каково́, каковы́

 каковой(=какой)の短尾形。
 短尾なので、常に述語となり、性、数に対応した形はあるが、格変化はしない。
 таков, такой などの指示代名詞と対応して用いられる。

 *短尾なので、「どんな天気?」というときは、Какова погода? Какая погода? 両方
  使えますが、 「どんな天気が好きなの?」は、Какую погоду вы любите? とは言え
  ても Какова は使えないということです。

Каков поп, таков и приход.
この坊主にして、この信徒あり。←司祭が司祭なら、教区も教区。
(直訳)司祭がどのようか、(であるごとく、)教区もそのようだ。

※Каков отец, таков и сын.(父が父なら息子も息子。)
 Какова мать, такова и дочь.(母が母なら娘も娘。)
 Каков учитель, таков и ученик.(師が師なら弟子も弟子。)
などはもともとロシア語の言い回しにはなかったと思われます。

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