■「ゴガクル」サイト終了のお知らせ■
長い間、みなさまの学習にお役立ていただいてきた本サイト「ゴガクル」(株式会社NHKエデュケーショナルが運営)は、 2025年9月30日 正午をもって終了することになりました。これまでご利用いただき、誠にありがとうございました。 続きはこちら>
Samba サンバ
☆get the hang of… …のコツをつかむ
hangには「コツ」という意味があります。ちょっとくだけた言い方です。「これが○○のキモ(大事なこと)だよ」というときの「キモ」などに近いニュアンスでしょうか。
●「使い方・扱い方」のコツ hang
一度コツをつかめば簡単さ。すぐ慣れるよ。
Once you get the hang of it, it’s easy. You’ll get used to it soon.
●「技巧・手腕・要領」のコツ trick, knack, art, rope
彼はパソコンのことならかなり詳しいです。
He knows a trick or two about computers.
セールスのこつを覚えるのにかなりかかった
It took me a long time to learn the art of salesmanship.
英語が得意ならいいのになあ。
I wish I had a knack for English.
今度はカフェテリアに案内して、利用のしかたを教えましょう。
I'll now take you to the cafeteria and show you the ropes.
●「感覚・雰囲気」 feel
感じをつかめてきたようです。
I think I’m starting to get the feel of it.
●「秘訣・カギ」 secret, key, tip
コツを教えてもらえますか?
Would you give me some tips?
□2/4 time (two-four time)4分の2拍子
□measure 拍
本文に1拍3ステップとありますが、1拍を4分割して3回ステップを踏み、4回目は休みというのがサンバの基本だそうです。
□catchy (曲などが)楽しくて記憶に残りやすい
☆associate ~ with… ~を…と関連づけて考える、~というと…を連想する
associateには、「連想する」の他にも「仲間にする」という意味があります。ここから、名詞では「(事業など共通の目的を持つ)仲間」「提携者≒partner」「同僚」といった意味も出てきます。
オレンジ色というと、私はよく温かみや楽しいことを連想します。
I often associate the color orange with warmth and fun.
俳句には、特定の季節に関連する季語を必ず折り込みます。
Every haiku must contain a kigo-a word associated with a particular season.
●自動詞で associate with になると「(好ましくない人と)つきあう、交際する」
ああいう連中の仲間になるな。
Don’t associate with them.
Kさんにかかわると仕事が無くなるかもしれないよ。
Associating with Mr. K could cost you your job.
□origin 起源
□go back much further to … …までさらにずっとさかのぼる
□be forced to … 無理やり…させられる
偽警官にパスポートを渡さざるを得なかったんです。
I was forced to surrender my passport to the false police officer.
□according to … …によれば
☆estimate 推定、推測、見積り(額)、評価、判断(judgment)、見解(opinion)
(他)…を見積もる、概算する;評価する、判断する
(自)(…の)見積もりをする(for…)
ざっくりとした見積もりでおよそ3万ドルです。
A ballpark estimate would be around 30,000 dollars.
到着は2時ごろになりそうです。
I estimate that I will arrive around two.
終わらせるのに2週間ほどかかるだろう。
I estimate it will take about two weeks to finish.
□religious tradition 宗教的伝統
□what we now know as … …として知られているもの
□Lent 四旬節
キリスト教の復活祭の前に行われる、約40日間の行事です。キリストの受難と死を改めて思い出し、自分の罪を悔いるのが目的です。本来は、期間中は断食を行うとされてきましたが、宗派にもよるものの、現在は多分に精神的な意味に解されているそうです。
□carnival 謝肉祭、カーニバル
Lentに入ると断食が待っていますので、その前に盛大に飲み食いして楽しんでおこう、というのがそもそもの目的だそうです。
□bass drum バスドラム、大太鼓
□snare drum スネアドラム、小太鼓
□whistle ホイッスル
本来は笛全般を指します。また、口笛もwhistleです。アメリカ英語にwhistle-stopという言葉があるのですが、これは「(合図があると列車が停車するような)小さな駅」を指します。flag stopとも呼ぶそうで、旗などで合図したときだけ列車が停車することからきています。このwhistle-stopから、「小さな駅ごとに選挙演説して回る」の意味の動詞も生まれました。whistle-stop tourで、「巡業」「講演旅行」「地方遊説」といった意味になります。
□percussion 打楽器、パーカッション
辞書には「打診法」という訳語も載っています。胸や背を指でたたき、その音で診察する方法だそうです。この言葉で思い出すのはrepercussionという名詞です。音や光の「反射」の意味でも使うのですが、(間接的、または予想外の、往々にして悪い)「反響」「影響」「余波」といった意味でも使います。
☆accompany…
1.…について行く、同行する、付き添う、同伴する、一緒に行く[する]
2.《事が》…に伴って起こる、付随して起こる、…と同時に生じる
3.…に添える、添付する、加える
4.《音楽》~に伴奏する
パーティーに一緒に行く人は決まっているの?
Will anyone be accompanying you to the party?
よろしければ、喜んで御一緒いたしますが。
If you prefer, we would be happy to accompany you.
入り口でお待ちしております。それからオフィスにご案内します。
We'll be waiting for you at the entrance, and then we'll accompany you to our office.
●accompanyは「《人が》〉〈別の人に〉同行する」という意味なので
・能動態 His wife accompanied him. は「夫人が彼に同行した」
・受動態He was accompanied by his wife. で「彼は夫人を同伴した」
●accompanyと attend, escort
accompany は「同等の間柄で同行する」
attendは「 人に尽くしたり,主従関係で義務を果たしたりするために同行する」
escort 保護,警護,礼遇や儀礼のために同行する
●「《事が》〉…に付随して起こる、…が同時に起こる」accompany
2回の大地震に続いて、大雨と大規模の土砂崩れが起こった。
Heavy rain and massive landslides accompanied two times of major earthquakes.
□strings 弦楽器 「弦楽四重奏曲」なら、string quartetです。
□bossa nova ボサノバ
ポルトガル語でbossaは「傾向」「感覚」、novaは「新しい」という意味です。
□stem from… …から発生する、…から枝分かれする、…に由来する
stemは名詞で「茎」「幹」という意味です。stem cellで「幹細胞」です。
□be more of … どちらかというと…である
□be influenced by … …の影響を受ける
□recognize… …だとわかる、~と知る
本来は「認識する」という意味ですので、見たり聞いたりして、「あ、あれだ!」と気づくことを指します。
□You know what? あのさあ、話を切り出すときに使います。
□I bet… …と断言する
本来は「お金を賭ける」という意味です。そこから、「賭けてもいいけど、絶対…だよ」と「断言する」の意味にもなります。本文ではI bet you will.(きっと気に入ります)という形で使われています。willのあとのlike itが省略されているのです。
・I wish I had a knack for English.:英語が得意ならいいのになあ。
Now it’s Brazil’s national music and it’s the music you hear just before Lent when they hold the carnival. There are samba schools all over the place, too. The fast, noisy street samba, with the bass drums, snare drums, whistles, bells, and all the percussion, isn’t the only type of samba.
You know what? Why don’t you come with me to a class? See if you like it? I bet you will.
サンバには興味深い歴史があってね。ずっと、サンバっていえばブラジルとリオデジャネイロだって思ってたんだけど、サンバの起源は、さらにはるかアフリカまでさかのぼるのよ。アフリカからたくさんの人がブラジルに奴隷として強制的に連れてこられてね(300年以上にわたり、400万人くらいになるという推定もあるわ)、その人たちは、自分たちの音楽や宗教的伝統も、この地に持ち込んだわけ。それがヨーロッパやラテンアメリカのダンスと混ざって、今私たちがサンバとして知ってるものになったの。