東日本大震災からまもなく6年。東日本大震災の避難者はいまだ 130,740人(as of 12/9)
福島県の避難者の方は82,547人。福島県内に42,488人、県外に40,059人もの方が避難されています。
被災地の仮設住宅で暮している方は今も4万人近くに上るそうです。
Case357 取り引き先をランチに誘う。
まもなくお昼。小売業者のチャック・イェーガーとミーティングスペースで雑談するアキたち。
イェーガー:久しぶりに来ましたが、いつも楽しくて、活気あふれるオフィスですね!
Yeager: It’s been a while since I came here last, but your office always has such a fun, lively atmosphere! *1
三木:光栄です。今はノリカエル君の開発に、皆、全力で頑張っています。
Miki: Thank you. Right now, we are putting all our energy into the development of Norikaeru-kun.
ユミ:イェーガーさん、あと数か月でノリカエル君の販売も開始となりますから、イェーガーさんのお店でも、たくさん売ってくださいね。
Yumi: Mr. Yeager, Norikaeru-kun will be ready for sale in a few months, so we’d be grateful if you could sell a lot at your store.*2
イェーガー:もちろんです。ウチは今、外国人観光客向け商品の販売に力を入れていますから、御社の商品をウチのラインアップに加えるのは大歓迎です。
Yeager: Of course. We are focusing on selling products targeting international tourists, so we’ll be happy to put your product in our lineup.
チャド:そうなんですか?さすがいつも最先端を行っていますね。
Chad: Really? You’re always ahead of the curve! *3
イェーガー:僕より先を行く人間なんていないですから。誰もね。
Yeager: You know, nobody is ahead of me. No one.
エイミー:あら、なんてすてきな響き。すごいですね。
Amy: Wow! That’s music to my ears. *4 I’m very impressed. *5
〈アキの携帯が鳴る〉
ハワード:アキ、そこにまだイェーガーさんはいるかしら?
Howard: Aki, is Mr. Yeager still there?
Aki: :はい。Yes.
ハワード:今、オフィスに戻るところなんだけど、この後みんなで一緒にお昼はどうかって、イェーガーさんをお誘いしてくれる?彼の近況も聞きたいし。よろしくね。じゃあ。
Howard: I’m heading back to the office, but could you invite him to join us for lunch afterwards? I’d like to find out how he’s been doing lately. Okay. Bye.
Aki:〈取り引き先をランチに誘う〉
イェーガーさん、ハワードさんが、この後一緒にお昼ごはんをどうかと申しています。近況を話し合いましょう。
* キーフレーズイチ押し表現! *
イェーガーさん、ハワードさんが、この後一緒にお昼ごはんをどうかと申しています。近況を話し合いましょう。
Mr. Yeager, that was Ms. Howard asking if you could have lunch with us today. We’d all like to catch up.
①That was Ms. Howard asking… : 動詞-ingの使い方
ハワードさんから電話があり「あれはハワードさんからでした」、それがThat was Ms. Howard。さて、次の~ingはどういった意味でつながっているのでしょうか?なんのことはありません。That was Ms. Howard, and (she was) askingという形。よく使われる形です。同じような例をもう1つ。
Who was that? - That was Brian wondering whether we were free this evening.
(誰だったの?-ブライアンだよ。今晩暇か聞いていたよ)
② asking if you could … (~できるかどうか尋ねています)
askの内容をif節(~かどうか)で展開する形です。couldは控えめな言い方。
③We’d all like to
would like toはwant toの代替表現。大人にふさわしい控えめで丁寧な表現です。
④catch up. catch upは「最新情報を取り入れる」。
* ANOTHER OPTIONこんなふうにも言えます *
ハワードさんが今日昼食にご招待したいそうです。最近あったことを伺いたいようです。
Ms. Howard would like to invite you to lunch today. She’s keen to hear all your news.
keenは「熱望している」。全文覚えて自分のモノにしてしまいましょう。大変簡単な表現ですが、とっさに出すにはユニット化されていなくてはなりません。こうした表現も出会ったらすぐに覚えてくださいね。
* GRAMMAR AND VOCABULARY 文法・表現解説 *
*1いつも活気あふれるオフィスですね!
your office always has such a lively atmosphere!
□… have a lively atmosphere …は活気あふれる雰囲気である
*2 we’d be grateful if you could sell a lot at your store.(お店でも、たくさん売ってくださいね)
be gratefulは「感謝する」ですが、ここは事前の感謝。「~していただければありがたい」といった意味合いです。we’d (we would)は仮定法、「もし~していただければ」だからです。ちょっとご機嫌を取るようなニュアンスが感じられます。
*3いつも最先端を行っていますね。You’re always ahead of the curve!
□be ahead of the curveいつもトレンドの先を行く
*4That’s music to my ears. なんてすてきな響き / それはうれしいね
□music to one’s ears耳に心地よい(=うれしい)
「いい響きだね」「それはうれしいね」「それはすばらしいね」などという意味になります。良い知らせなどを聞いて喜ぶときに使えます。
過去形にしても使えます。
That was really music to my ears! それはまさに私が聞きたかったことだよ!
cf. I'm all ears. すっごく聞きたいです/ 興味津々です/ よく聞いてますよ
*5すごいですね。 I’m very impressed.
impressは「好印象を与える、感銘を与える」