■「ゴガクル」サイト終了のお知らせ■
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世界の英語の動向を調べている米国の調査会社「グローバル・ランゲージ・モニター」が4月、今年の流行語の暫定ランキングを発表しました。一位は、emoji「絵文字」。昨年12月、英語の辞書として「最良かつ最大」とされるオックスフォード英語辞典(OED)にも収録されました。ちなみにkeitai「携帯」の方はもう4年前から載っているそうです。なーんだ、学生にはcell phoneと言っていましたが、keitaiでも通じるのですね。
このように英語になった日本語は多いです。OEDではなんと500以上はあるそうです。Tamagotchi(たまごっち)、 hikikomori(引きこもり)、Sudoku(数独)などもあります。ちなみに夫は、ボケ防止に毎日Sudokuに挑戦中です。
ところで英語と認められた最古の日本語は何だと思いますか? Kuge(公家)です。初出は1577年。織田信長が天下統一をめざしていた時代です。江戸時代では、samurai(侍)、miso(味噌)、shogun(将軍)などが英語になりました。1980年に”Shogun”というタイトルの本が出版され、映画にもなりましたね。
こういった日本語が英語圏の人たちに使われている例で、私がよく耳にしたのがkaraoke(カラオケ)です。ただし、「カリオキ」と聞こえました。
最近では和食への関心から、edamame(枝豆)、umami(うま味)、natto(納豆)、mitsuba(三つ葉)が収録されています。
最後に、和製英語が堂々と日本語の借用語としてOEDに載っている例です。
animationを短くしたanime(アニメ)、costume(コスチューム)とplay(演じる)を組み合わせたcosplay(コスプレ)。おめでとう!!
ただOEDに掲載されているからといって、英語圏の人たちが全部知っているわけではないということなので、ご注意いただきたいです。
(引用資料)読売新聞(2014/5/22)、寺澤盾著「英語の歴史」
PS. New Crownの中1の教科書で、日本人が自己紹介するとき、
”I am Tanaka Kumi.”とありました。英語でも日本名を名乗るときは、
姓+名の順にしているのが、私は個人的にはよい傾向だと思っています。
(写真)チキータがヘッドバンドをつけたらどうなるかな?と思って。。。
はい、私も驚きました。よい傾向だと思っていますが、hentai(変態)などもあるんです。社会を反映しているので、よい言葉だけではないですね。
カリオキ、聞いたことあります。カラオケは随分、世界に普及しましたよね。
ケイタイがそのまま載っているとは驚きです。
チキータ君、相変わらずの後ろ足……。ついつい、目がいってしまいます。
愛情たっぷりで、遊ばれてるって感じですね^ - ^
日本文化・社会が注目されているのはうれしいですね。