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ぴのみさんの おぼえた日記 - 2025年8月24日(日)

ぴのみ

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おぼえた日記

2025年8月24日(日)のおぼえた日記

◇クリスの英語でよもやま話 第53回 2025.8月号 2025.8.24
The Pen is Mightier than the Sword ペンは剣よりも強し ②

7. Now let's consider the power of writing.

続いて、書くことの力について考えてみよう。

8. I'm sure you are all familiar with the saying, "The pen is mightier than the sword." These words were first written by playwright Edward Bulwer-Lytton in 1839. The saying stresses that thinking and writing have more influence on people and events than the use of force or violence.

mightier より強い (mightyの比較級)
Edward Bulwer-Lytton エドワード・ブルワー=リットン (1803-1873)。イギリスの貴族、政治家。小説・戯曲も手がけた。

「ペンは剣よりも強し」という言葉は皆さんもよくご存じだろう。これは1839年に劇作家のエドワード・ブルワー=リットンによって初めて書かれた言葉だ。この言葉が強調するのは、実力行使や暴力に訴えるより、考えたり書いたりするほうが人々や出来事に大きな影響を与えるということだ。

9. We might think that writing is a very peaceful and harmless activity, but if that were true, why have thousands of writers been imprisoned just for putting their opinions on paper? NGOs like PEN International raise awareness of cases of writers and journalists who are detained, harassed, or even murdered for the practice of their profession. PEN was founded in London in 1921, but the deliberate targeting of writers continues.

imprison ~を投獄する
PEN International 国際ペン。文学を通じた相互理解、言論・表現の自由の擁護などを主眼とする文化団体
raise awareness of ~に関する意識を向上させる
detain ~を拘束する
harass ~に嫌がらせをする
deliberate 意図的な
targeting 標的にすること

書くことは非常に平和的で無害な行為に思えるかもしれないが、そのとおりだとしたら、なぜ何千人もの著述家が自分の意見を紙に書いただけで投獄されているんだろう? 国際ペンのようなNGO(非政府組織)は、文筆家やジャーナリストがその職務を果たしたという理由で拘束されたり嫌がらせを受けたり、殺害までされるケースについての問題意識を高めている。国際ペンは1921年にロンドンで設立されたが、文筆家に対する狙い撃ちは続いている。

10. I was impressed by Malala Yousafzai's speech at the United Nations Youth Assembly in 2013, the year before she was awarded the Nobel Peace Prize. She truly believes in the power of writing as she says, "Let us pick up our books and our pens. They are our most powerful weapons. One child, one teacher, one book, and one pen can change the world."

Malala Yousafzaiマララ・ユスフザイ (1997-)。パキスタン出身。タリバンの女性教育弾圧に反対して銃撃されたが、その後も教育を受ける権利を訴え続けている。2014 年に17歳でノーベル平和賞を受賞。史上最年少のノーベル賞受賞者となる。
assembly (特定の目的のための) 会合・会議

私は、マララ・ユスフザイがノーベル平和賞を受賞する前年の2013年に国連ユース集会で行ったスピーチに感動した。 彼女は書くことの力を心から信じていて、こう語る。「本とペンを手に取りましょう。私たちの最も強力な武器です。ひとりの子ども、ひとりの教師、1冊の本と1本のペンが世界を変えられるのです」

11. Let me leave you with the words of Anne Frank: "I can shake off everything as I write; my sorrows disappear, my courage is reborn."

be reborn: 再生する

最後にアンネ・フランクの言葉を。「書いていれば何もかも忘れられます。悲しみは消え、勇気が新たに湧いてきます」

◇ANi mots第4回  dimanche 24 août
la mouche はえ

on n'attrape pas les mouches avec du vinaigre という表現は直訳すると「酢では、はえは捕まえられない」ですが、実際にはどういう意味でしょうか。
a. 酢は虫を遠ざけるのに役立つ
b. 上手に狩りをするには、上手に餌を使う必要がある
c. 厳しいだけでは人の心はつかめない
解答と解説
c.厳しいだけでは人の心はつかめない
人に何かをさせるためには、強制するよりも誘引が効果的である、という意味です。
この表現は、はえが甘いものに引き寄せられるという観察に基づいており、酢はその反対と見なされています。実際には、これはすべてのはえに当てはまるわけではありません。例えば、遺伝学の研究で実験用として有名なショウジョウバエは酢が大好物で、フランス語では「mouche du vinaigre (酢のはえ)」と呼ばれるほどです。

◎はえにまつわるその他の表現
autres expressions
1~4の文を、以下4つの単語を使って完成させましょう。
gober/mal/pique/pris
1. Il a __ la mouche.
2. Quelle mouche te ____?
3. Arrête de _____ les mouches !
4. Il ne ferait pas de ______ à une mouche.

解答と解説
はえにまつわるその他の表現
1. Il a pris la mouche.
(彼は、はえを捕まえた) 急に腹が立ったという意味です。「彼は急に怒った」などと訳せます。
2. Quelle mouche te pique?
(どのはえがあなたを刺したの?) 理由もなく突然怒ったり、不機嫌になったりする理由をたずねる表現です。「どうしてそんなに怒っているの?」などと訳せます。
3. Arrête de gober les mouches!
(はえを飲み込むのをやめなさい!) gober les mouches は、何もしないでぼーっとしていること。「ぼーっとしているのをやめなさい!」 などと訳せます。
4. Il ne ferait pas de mal à une mouche.
(彼は、はえに害を与えない) 非常に優しくて、他人に対して暴力を振るわない性格のこと。「彼はとても優しい人だ」などと訳せます。

◎鳴き声など le cri
フランス語では、はえの飛ぶ音は 「bzz bzz」 と表現されます。では、 はえの飛ぶ音を表す動詞はどれでしょうか?
a. La mouche bourdonne.
b. La mouche siffle.
c. La mouche zinzinule.

a. La mouche bourdonne.
残りの2つは鳥に使われます。例えば、「siffler」はクロウタドリなどに、 「zinzinuler」 はシジュウカラなどに使われます。

◎もっとはえの話
la petite histoire
Le vaillant petit tailleur 『勇敢な小さな仕立て屋さん』
Dans ce conte des frères Grimm, un jeune tailleur en train de manger une tartine de confiture est importuné par des mouches. Il les frappe avec un chiffon et en tue sept. Très fier de son exploit, il brode sur sa ceinture :
≪ J'en ai tué 7 d'un coup. ≫
Voyant cela, les gens pensent que ce sont des hommes qu'il a tués d'un coup et lui confient des missions périlleuses dont il s'acquitte grâce à son astuce, jusqu'à épouser la fille du roi: d'abord pris par erreur pour un héros, il finit par en devenir vraiment un!
このグリム兄弟の物語では、若い仕立て屋さんがジャムを塗ったパンを食べているときにはえに邪魔されます。彼は布でそれらをたたき、7匹を一度にしとめます。この偉業に大いに誇りを持った彼は、自分のベルトに「一撃七殺」と刺しゅうします。
それを見た人々は、彼が一撃で7人を倒したと思い込み、危険な任務を託します。彼は知恵を駆使してそれらを次々と成功させ、ついには王の娘と結婚します。最初は誤解によって英雄とされましたが、最終的に本当の英雄となる物語です!

◎語注
une tartine: バターなどを塗ったパン
importuner: 邪魔をする
un exploit:偉業
broder: 刺しゅうをする
périlleux: 危険な
s'acquitter de...・・・(任務など)を果たす
l'astuce:知恵

写真は八方尾根のハイキング中にみかけたお花です。
右の白い小さなお花たち、上からお花が大文字に見える「ミヤマダイモンジソウ(深山大文字草)」、米粒のように小さいからでしょうか「ミヤマコゴメグサ(深山小米草)」、そして「ウメバチソウ(梅鉢草)」、左のピンク色の小さなお花は「イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)」シソ科の香りがする日本産のタイムとも呼ばれているそうです。そして今回一番多くみかけた薄紫色のお花「ハクサンシャジン(白山沙参)」です。

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pretty naoko さん
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おはようございます。

可愛いお花さんたちのお写真と紹介、ありがとうございます。
これを実際に見る事ができたら感動することでしょう。
爽やかな高原の風が吹いてきそうです。
2025年8月24日 7時54分
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