■「ゴガクル」サイト終了のお知らせ■
長い間、みなさまの学習にお役立ていただいてきた本サイト「ゴガクル」(株式会社NHKエデュケーショナルが運営)は、 2025年9月30日 正午をもって終了することになりました。これまでご利用いただき、誠にありがとうございました。 続きはこちら>
まいにちイタリア語 入門編
あかね初めてのホームステイ In una famiglia italiana
Lezione 1 《All’earoporto空港にて》
☆Dialogo
Nadia :Ciao Akane!
Angelo:Benvenuta in Italia.
Akane :Ciao Nadia! Ciao Angelo! Finalmente.
Luca :Piacere. Sono Luca.
Akane :Io sono Akane. Piacere mio.
☆Impariamo 1
《イタリア語のあいさつ》
Ciao.「やぁ」「じゃあね」
親しい人に対するあいさつ。
出会ったときにも、別れるときにも使う。
Buongiorno. 「こんにちは」「おはようございます」
朝から昼過ぎごろまでのあいさつ。
出会ったときにも、別れるときにも使う。
Buonasere.「こんばんは」
夕方(午後3時ごろ)から夜のあいさつ
出会ったときにも、別れるときにも使う。
歓迎のあいさつ「ようこそ」
Benvenuto. 男性に対して
Benvenuta. 女性に対して
Piacere.「初めまして」
piacere は「喜び」を意味する言葉。
「お会いできてうれしいです」という意味を込めたあいさつ。
Piacere mio.「こちらこそはじめまして、よろしく」
mio は「私の」という意味。
「お会いできたことは、私の方こそ喜びです」という意味が込められている。
☝イタリアではお店になどに入る時にも「Buongiorno」「Buonasera」と挨拶をしてから入ります。挨拶なしで入ると《少しお行儀の悪い人》と思われます。
挨拶がないとお店の人が怒ってしまう場合もあります。
☆Impariamo 2
《イタリア語のアルファベート21文字》
A ア
B ビ
C チ
D ディ
E エ
F エッフェ
G ジ
H アッカ
I イ
L エッレ
M エンメ
N エンネ
O オ
P ピ
Q ク
R エッレ
S エッセ
T ティ
U ウ
V ヴ
Z ヅェータ
母音の5文字
A ア
E エ
I イ
O オ
U ウ
外来語や固有名詞などの表記に使う5文字
J イルンガ
K カッパ
W ドッピアヴ
X イクス
Y イプスィロン
イタリア語は基本的にローマ字読みで、母音が多く日本人には発音しやすい言語です。
☆Facciamo esercizio!
次の人に挨拶してみてください。
①親しい友人のサラから「チャオ!」と声をかけられる。
Ciao!
Ciao Sala!
②親しい男性の友人のジョバンニを空港で迎える。
Benvenuto Giovanni.
③イタリアを旅行中、朝、ブティックに入りました。
店員さんに「こんにちは」と挨拶する。
Buongiorno.
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まいにちイタリア語 入門編
あかね初めてのホームステイ In una famiglia italiana
Lezione 2 《Il portinaio管理人さん》
☆Dialogo
Nadia :Akane, lui è Giorgio. Il portinaio.
Giorgio:Buongiorno signora. Sono Giorgio.
Akane :Io sono Akane. Piacere.
Giorgio:Piacere. Di dov’è Lei?
Akane :Sono di Tokyo. E Lei?
☆Impariamo 1
イタリア語の最も重要な動詞のひとつ《動詞essere》について。
Io sono Akane.「私はあかねです」
Lui è Giorgio.「彼はジョルジョです」
動詞essereは「~です」という意味。
主語と名詞や形容詞を結ぶ働きをし、主語の状態や性質を表す。
《イタリア語の動詞の形について》
辞書の見出しの形は『原形または不定詞』という。
また主語によって動詞の形が変わることを『動詞が活用する』という。
動詞essereの場合
essere原形
sono / è 活用形
《主語》
1人称単数 io「私は」
2人称単数 tu「君は」家族・友人など親しい間柄で使う。
3人称単数 lui「彼は」lei「彼女は」敬称Lei「あなたは」
《動詞essereの活用》
io sono
tu sei
lui è / lei è / Lei è
㊟イタリア語では状況から主語が明らかなときは主語を省略するのが普通。
また、3人称単数のèは『単数の物』を主語にしたときにも使う。
Tu sei Luca.「君はルーカです」
Lui è Angelo.「彼はアンジェロです」
☆Impariamo 2
《出身地を表す表現》
Di dov’è Lei?「あなたはどちらのご出身ですか?」
☝疑問文は文末を上げて⤴言います。
Di:前置詞「~の」ここでは出身を表す。
dov’è:dove「どこ」+動詞essere3人称単数形 èがアポストロフィー「'」で繋がった形
親しい人に尋ねるとき動詞essereを2人称単数形seiにする。
Di dov’è sei?「君はどこの出身ですか?」
《出身地の言い方》
Sono di Tokyo.「私は東京の出身です」
Di dov'è Lei? 「あなたはどちらのご出身ですか?」
-Sono di Firenze.「フィレンツェの出身です」
Di dove sei? 「君はどこの出身?」
-Sono di Napoli.「ナポリの出身です」
☆Facciamo esercizio!
イタリア人の出身地を聞き取りましょう。
①Sono di Venezia.「私はヴェネチアの出身です」
②Sono di Napori.「私はナポリの出身です」
③Sono di Catania.「私はカタ-ニャの出身です」
(カターニャはシチリアの町)
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まいにちイタリア語 入門編
あかね初めてのホームステイ In una famiglia italiana
Lezione 3 《Pepeペペ》
☆Dialogo
Nadia:Ecco, siamo a casa.
Pepe :Wan!
Nadia:Ecco Pepe. È il nostro cane.
Akane:Ah, tu sei Pepe. Piacere.
Pepe :Wan!
☆Impariamo 1
《動詞essereについて》
動詞essereには「~です」のほか、「いる」「ある」と存在を表す意味もある。
Ecco, siamo a casa.「さあ、私たち家に着きました」
直訳は「さあ、私たちは家にいます」
帰宅したときに言うと「さあ、家に着いた」というニュアンスになる。
siamo は動詞essereの主語が「私たちは」のときの形。
あかねを含め家族で帰宅したので「私たち」を主語にしている。
《複数形の主語》
1人称複数 noi「私たちは」
2人称複数 voi「君たちは・あなたたちは」
3人称複数 loro「彼らは・彼女らは」
《主語が複数の活用形》
noi siamo
voi siete
loro sono
㊟sonoは複数の物が主語のときにも使う。
Noi siamo in Italia.「私たちはイタリアにいます」
in + 国の名前:「その国に」
Voi siete in Giappone.「あなた方は日本にいます」
Loro sono a casa.「彼らは家にいます」
☆Impariamo 2
《動詞essereの活用形のまとめ》
io sono
tu sei
lui è / lei è / Lei è
noi siamo
voi siete
loro sono
Tu sei a Roma?「君はローマにいますか?」
-Si, sono a Roma.「はい、私はローマにいます」
-No, non sono a Roma.「いいえ、私はローマにいません」
Akane è in Giappone?「あかねは日本にいますか?」
-No, non è in Giappone. È in Italia.「いいえ、日本にいません。イタリアにいます」
《「どこにいますか?」と尋ねる文》
Dove sei? 「君はどこにいるの?」
-Sono a casa.「私は家にいます」
Dov'è Pepe?「ぺぺはどこにいますか?」
-È in cucina.「キッチンにいます」
☆Facciamo esercizio!
動詞essereを次の主語に活用させ、「誰々は家にいます」という文を作りましょう。
① Tu「君は家にいます」
Tu sei a casa.
② Lui「彼は家にいます」
Lui è a casa.
③ Noi「私たちは家にいます」
Noi siamo a casa.