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アルゼンチン発:スペイン語 言葉を中立化させる動きがあるという記事を読みました。
スペイン語やポルトガル語などラテン語系言語では、名詞と形容詞が男性形、女性形に分かれている。
そのことに対し、「インクルーシブ・ランゲージ」(包摂的言語)は
男性形の[o]、女性形の[a]に代わって、[x]あるいは[e][@]などが使われるそうです。
アルゼンチンでは1980年代ごろから使う人がいるようですが、一気に認知されたのは2018年ごろだとか。
性自認などの多様性のあり方や、女性の権利向上を訴える団体が積極的に使うようになったそうです。
フェミニズム団体は「言葉に男女どちらが優位というのはないが、男女で分けたくない時に、第3の選択肢があって良いと思う」
例えば、複数人のグループに1人でも男性がいると、男性形を使うこと。
1人の男性と99人の女性のグループでも男性形todosになる。
とはいえ、日常的に使っている人はごく少数だそうです。
スペイン語の権威「スペイン王立アカデミー」が否定的なこと。
根強い反発に、左派批判の標的など、インクルーシブ・ランゲージが政治色を帯び、議論が先に進んでいないそうです。
参照:朝日新聞9月29日の世界2023
ドイツ語は中性名詞があるんですね。
どちらにも属さない単語?
活用形がいっぱいで難しそうだわ💦
そうですよね。
日本語だと「友達」だけでは男性か女性かなんて分からないですからね。
ある意味、プライバシーの保護ができているのかしら。。。。
語末が e や x なのはともかく、@ も使っちゃうんだーとビックリです。
もしもこの動きがドイツ語にも来たら、すべて中性名詞になるのかなあ。
とても面白い記事ですね。フェミニズムはおいといて…
「友達と旅行をしました。」
友達の語尾だけで、単か複か、女性だけか男性が含まれるのか、わかりますよね。
名詞だけではなく、再帰動詞の近過去も語尾だけで、分かりますよね。誤魔化せない言葉ですよね(笑)